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Every Dog Project サービスドッグ [ANIMAL WELFARE]

ご訪問、ありがとうございます[かわいい]

毎日まいにち、ほんとう~に暑いですね。

暑いのが苦手なワタシ、もうひたすらぐったりしています。

お散歩は、もっぱら夕方日が落ちてから。




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そして朝ごはんは、昨年と同じく結構手抜き(笑)。



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お肉にスパンキー2倍、という朝ごはんもよくあります。

でも、スパンキーにはわんこに必要なビタミン・ミネラルが全部入っていますので、ある程度安心なのです。




さて、保護犬の応援である Every Dog Project 。

5月には日本サービスドッグ協会というところへ小分けした袋40袋の寄付をさせていただきました。

ご協力いただいたフォレストウェブYちゃん、パフィーズのお手伝いをしてくれているSさん、そしてお話をくださったパフィーズサポータークマンのママさん、みなさんありがとうございました。




実は私、サプリメントができあがるより以前から、このポスターを持っていました。




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今回クマンさんからお話を聞いた時、「ん?」と思って取っておいたポスターを見返すと、同じ協会だったのがびっくり。

実は、このポスターを見た時、引退した介助犬・盲導犬はさぞかし足腰はじめ色んなところに「ガタ」がきてしまうんだろうな~、穏やかに過ごしてほしいな~、と、いつかサプリメントができたら使ってほしいな、と思っていました。

これはもう、「保護犬」とは種類は違うけれど、ご縁であるし、サポートを必要としている子たちであることや、そんな子たちを病気など覚悟で引き取っているボランティアさんのことを考えたら、少ないけれどお送りしようと思ったのでした。

そして、実はここに詳しく解説をしようと、盲導犬の繁殖→育成・訓練→キャリアチェンジ・引退などの流れを追っていると、いろいろなことがわかってきて、心が暗くなってしまいました。

自分に元気がまだ復活していないこともあり、いつもの 「Every dog has a story...」 のカテゴリー(ここにはどうぶつ福祉についての記事を入れています)のように詳しく書くことは、知識や理解の欠如もあって今できませんが...

要するに、とても乱暴な言い方をすれば、「盲導犬の繁殖・育成」という言葉は、とても寄付を集めやすい言葉であるのに比べ、盲導犬にならなかった子や引退した子達には、目立つサポートがあまりないのですね。

各盲導犬協会の収支報告を見ると、名だたる企業から寄付が集まっていますが、実際輩出している盲導犬の数は意外に少ない。

そしてキャリアチェンジをする子、引退する子は、多くの場合ボランティアの方々が支えています。




ここでどうしても思ってしまうのが、本当にそんなに多くの犬を「盲導犬」として繁殖する必要があるのか?

実際に盲導犬になる子は、そのうち30%~40%、という範囲内の報告があちこちにあります。

この数字が正しいとしても、本当にそれは犬側の「資質」の問題だけなのか?

またユーザーとなることを希望している方の数が、「増えている」ため「盲導犬が不足している」と言うのですが、それに対して「根拠が薄い」という声もあるようです。

また盲導犬を活用するのはそう簡単なことでもなさそうですので、本当にかけがえのないパートナーとして公私ともに幸せに連携が組めているペアは、いったいどのくらいいるのか。

わからないことがたくさんあります。



盲導犬と言っても、普通のわんことなんら変わりはなくて、遊んだり、いたずらしたり、本当はしたいはずなのですが、なぜかとても特別な犬のように扱われるし、私達一般人も見てしまう傾向があります。

その子達が生まれてから引退するまでの、様々なことは今さておき、せめて引退してからは、普通のわんこのようにゆったりと暮らしてほしいものですよね。

….と、何だか煮え切らない記事になってしまいましたが、とにかくここで言いたかったのは、いわゆるサービスドッグと言われる子たちにも、色々な事情や背景があるけれど、引退した子たちには本当に心から「ご苦労様、今までありがとう。ゆっくりしてね。」、と言ってあげたいですね。

そうした子たちをサポートする、サービスドッグ協会さんに、5月はお送りしましたので、ここに報告しておきます。

寄付や募金箱設置なども募集していらっしゃいます(こちら)。





そして引退犬たちの顔を、ぜひ見てあげてください(こちら)。

何とも言えない気持ちにさせられます。

人間によって誕生以前からすべてをコントロールされている子たち。

保護犬とは違ってまた別の意味での切なさが、この子たちにはあるような気がします。

保護犬だけでなく、いろんな犬がいる中、犬たちのために大したことは何もできないなぁ...と、非力な現実を感じる今日この頃です。

でも、自分ができると思う範囲のことをやるしかないのですよね...。





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みぃにゃん

盲導犬以前、長崎の保護団体のブログで盲導犬に虐待をする利用者のことを観てから、盲導犬って幸福なのかな?
普通の飼い犬としての人生選べないのって・・・。疑問に思う様になりました。実際はいろいろあるんじゃないかなって思いますがみんな蓋あけないですよね。
この子達も自ら志願してこういう仕事してるわけではないのだから
人権じゃないけど犬権ももっと尊重してほしいなって思っています。

by みぃにゃん (2013-07-15 23:55) 

名犬ゴン太・・・の兄

長い間、私達人間のサポートをしてくれた引退犬・・・
そういうワンコ達に対して、もっと敬意と愛情を払うべきだと思います。
パフィーのおくすり さんの活動、ものすごく意義のある事だと思いますよ。
by 名犬ゴン太・・・の兄 (2013-07-16 06:30) 

マリエ

我が家のお隣に住んでいた方が盲導犬や実験犬の引退犬たちを保護する活動を一人でやっていました。今は遠くへ越していかれてどうされているか分かりませんが、引退した犬たち自由に幸せそうにしてました。お散歩もしてもらって、でも実験されていた犬は警戒心が強かったですね。私が近づいていくと机の下にもぐってました。「この子は心を閉ざしちゃってるから・・・・・」とお世話してる方がぽつんとつぶやいていたのを思い出します。盲導犬たちは吠えてはいけないから吠えて良いんだよという事で元気に吠えてました。声を出すのって気持ちいいんですよね。嬉しそうにしっぽふって、いっぱい撫でであげましたよ。お部屋には亡くなった子達の骨壺が沢山並んでました。こういう引退犬を世話する方もいるんです。その時本当に涙が出て頭が下がりました。利用する方は分かってると思いますが、私たちも遠くからでも見守ってあげたいです。
by マリエ (2013-07-16 07:20) 

パフィーのおくすり

☆ みぃにゃんさん

本当に、犬は何も知らずにうまれてきて、人間の手によって様々な運命をたどりますね。
生まれる時点からすでに様々なコントロールされている子も多いですしね、盲導犬に限らず。
個人的には、本当は犬が相手を選ぶことが犬という種の存続には一番いいことなのだろうと思います。
現代の世の中それは難しいのでしょうが、せめてもう少し効率よく盲導犬やその他の犬を繁殖してもらいたいと希望します。
そしてみぃにゃんさんがおっしゃるように犬達の一生を通しての福祉を考えないと、ですね。
そうでなければ、いくらボランティアの方々ががんばっても、追いつかないですから。。。

☆ ゴン太くんのお兄さん

人間のために身を粉にして働いてくれるサービスドッグ、本当にいじらしいですよね。
せめて引退後は、本当にのんびりと過ごしてほしいですね。
でもこういうことを考え詰めていくと、落ち込んでくるのも本当です(汗)。
しかし私たちが落ち込んでいる場合ではないですね。

☆ マリエさん

素敵なお話ですね、お隣の方。
実験動物の方はそうですか。。。心を閉ざして。。。
まだまだ全然議題にもされないどうぶつたちが本当にたくさんいますね。
そういう子たちを引き取っていらっしゃる方々、本当に頭が下がりますね。。。
何か私たちにできること、小さくでもその気持ちは大切かなと思いますね。



by パフィーのおくすり (2013-07-20 14:09) 

せきぐち

初めまして。私も盲導犬を支援していて、盲導犬協会の賛助会員で、毎月決まった額(私の場合は1ヶ月に3千円で、クレジットカードから自動的に引き落とされます)を募金しています(^_^)/
 それで、視覚障害者を含め、障害者の方々を支援する方法が、募金以外にもあるので、それをお伝えします。大阪にある、『豊能障害者労働センター』では、バザー品を一年中募集していて、バザー品の売り上げが、障害者福祉に使われています。
 このセンターでは、5つのリサイクルショップを運営して、バザー品はそこで売られています。ここのセンターにバザー品を送ることは、障害者の方々に『仕事』を提供することにもなり、障害者の『自立』を支援することにもなります。
 私も「ずっと長く使う」と信じて買ったものが、意外と使わなくなった、ということが、よくありました。以前はもったいないと思いながら、不用品を泣きたい気持ちで仕方なく捨てていましたが、今はここの労働センターに送れるので、とても嬉しいです(^^) それで、私と同じように、「使わないものを捨てられない」と悩んでいる人を助けたくて、多くの人に、この労働センターを教えているのです。 
 バザー品の送り先のHPはhttp://www.tumiki.jp/bazar.html です。ここでは、一般のリサイクルショップで引き取らない物や、他のバザー会場で売れ残った物も受け入れていて、それらはきちんと商品として販売されています。
 また、ここの送り先を気に行って下さったら、知り合いの方にも伝えて頂けると嬉しいです。私は一人でも多くの「もったいなくて捨てられなくて困っている」方々を助けたくて、そして多くの家庭に眠っている『不用品』が、障害者支援の役に立ってもらいたいので(^^)
 
さらに私は、捨てられた動物の命を救いたくて、関東のとある動物保護団体の「ダンボ基金」にも寄付金を送っています。
by せきぐち (2013-07-20 18:40) 

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