犬と暮らすこと [ANIMAL WELFARE]
ゴールデンウィークもとうとう終わってしまいましたね。
とはいえ、月ちゃん家は前半はずっと仕事(なので私はちょっとはみだしGWになります)後半天気が良くなってからも、リチャージの日々と決め、ひたすら家にいました(笑)。
GWの少し前が、私たちが日本へ来た記念日でしたので、ちょっと振り返って写真を眺めたり。
懐かしの、ベイエリアの家の窓からの風景。
各所に小さなプールがあったという、今考えたらとっても贅沢な部屋でした。
Mike さんが月ちゃんと私のために探してくれたところ。
裏庭(というには贅沢な広さ)でターキーを追いかけたり、コヨーテに遭遇したり(!)、たくさんの楽しい思い出があります。
このころは私も出張以外の時はスケジュールがゆっくりだったから、月ちゃんのおやつまでつくったりしていたのを、写真を見て思い出しました!
ふーんわり、幸せな時間。
そういう暮らしをしようと思って広いキッチンと庭のある場所へ引っ越したというのに、忙しい日々を過ごしているのはなぜなのだろう、と反省。
そして引っ越しの朝。
一番最後の荷物は...
月ちゃんのベッド(笑)。
荷物を借りてきたトラックに詰め(少なかった)、「さ、月ちゃんは?」と家に入ってこれを見た時、笑ってしまうと同時に、家とのお別れが切なくなりました。
こうして写真を見ると、月ちゃんは本当にずーっと変わらないでいてくれるなあと思います。
この様々なヘンな癖(ベッドが好き、掘るのが好き、寝坊が好き、などなどなど)も、引き取ったころ(5か月くらいかと思われます)と全く変わらない。
犬や猫の、そういう「変わらない」本質的なもの、そして自然にふるまっているところに、人間はほっとし、それを求めるという面があるのだろうな、と思います。
で、荷物の一部を Mike さんの友人へ預け(倉庫に預かってくれています)いざ、サンフランシスコ空港へ。
これからどんなことになるのか... って思っているのかな?
でも月ちゃんは一度、日本―サンフランシスコのフライトを経験し、一度もキャンキャン言うこともなく、ケロリとやりおおせていました。
とは言え、やっぱり心配ではありました。
でも、この堂々とした歩き!
飛行機に乗る犬なら歩いてもよいので(この辺、海外はおおらかです)、さっそうと空港を歩く月ちゃんは注目の的でした。
でも月ちゃんを載せるのはやっぱり丁寧な日本の航空会社にしました。
「ファーストクラス」。
だったらよかったね(笑)。
実際には月ちゃんは、自分のクレートに入り、貨物と同じところにいなくてはいけません。
1か月くらい前からそのトレーニングもやってるし、私は一度フライトを一緒にやったので、「月ちゃんはだいじょうぶ」というのはありましたが。
Mike さんは初めてだったため、かなり神経衰弱に(笑)。
ぎりぎりまで外で一緒にいて、「月ちゃん、ハウス」というと、ちゃーんとすぐに入ってくれた月ちゃん。
なんといい子(涙)。
「また、あれだな」とわかっているような、そんな気がしました。
それで、「月ちゃん、日本で会おうね。お昼寝しててね」と声をかけ、もう一頭いっしょのフライトであったラブちゃんのクレートの横でおとなしく待機してました。
姿も見えなくても、このラブちゃんもいてくれたことに、私たちはとても感謝。
もちろんこうして今一緒にいるので、月ちゃんは何事もなく無事に到着。
ケージを開けても、そそうの後もなく、出てきたらとても喜んで再会してくれましたが、ケロッとしてました。
そういうところ、この子はとても強いなーと、ずっと思っています。
その強さに助けられて、今日まで来たかも。
月ちゃんにはいつも、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして... 前回同様ですが、ここから小難しくなるため(笑)、楽しく終わりたい方はどうぞご退出ください。
犬猫たちが私たちの人生にもたらしてくれる素晴らしい「贈り物」に、私たちはちゃんと報いているか?
多くのケースでは、本当に残念ながらまだまだ、という話を前回しました。
で、このGWは、初心に帰って研究時代の本を引っ張り出し、犬を含めた動物と人間との関係について考えてみました。
とはいえ、まだそれほどまとまらないので、徐々に徐々に、メモっている程度です。
ひとつ面白いなと思った点は、ペットというのは資本主義の経済において彼らそのものの行動には「生産性」は全くない、という指摘。
それが理由の一つとなり、ペットと人間の関係というのは、真剣に学問的に議論されることはほとんどない、というのです。
たしかに。
本来、これだけペットが増えている社会においてはもっともっと哲学的あるいは心理学的あるいは社会科学的な議論だけでもあってよいと思い、私はそれが許される場合にはかなり自分の研究にもそういう要素を盛り込んでいます。
が、たいてい、(特に男性の)反応は、「ペットねぇ...(そんな場合じゃないんだよ OR 自分には関係ない、というのが暗示される言い方です(笑)」。
しかし、私はずっと以前からそう思っていて、今回引っ張り出してきた本の一つにも、やはりペットというのは自然界の中にいる人間以外の生物で一番人間に近く、しかも野生でも生きることもできるという意味で、人間との関係に多くの学ぶ要素が入っているというようなことが書いてありました。
とにかく、ちょうどタイムリーなことに、また More Than Us (パフィーズのチャリティプロジェクト)でイベントをやることになりました。
今回は、ボランティアメンバーでトレーナーである Misaki さんの地元、長崎市!
すでにお申し込みもかなりあるようで、まだ宣伝前なのに、さすがです。
トレーニングセッションを中心にしながら、人間と動物との関係について考えていただくイベント。
ご興味ある方は、パフィーズまでお申し込みください♡
-----------------------------
犬とのフェアな関係ってなあに?
〜犬のこと、動物のこと、もっと知りたい〜
主催 ボランティアグループ More Than Us
協賛 パフィーズナチュラルライフ(株)
日時: 6月23日(日) 11:00から1時間半程度
場所: ドッキャイスタ室内ドッグラン
参加費: 1家族1,000円(人のみ 500円) 犬は基本1匹で2匹以上要相談
入場料: 1家族1,000円(人のみ500円)
持ってくるもの: クレート(バッグ・マットも可)、首輪、リード、オヤツ
注意点: 犬は、トーク時には、飼い主さんの横でクレート等で待てること。
イベントの内容
・トレーニングレッスン: (アイコンタクトを取る!)
・トーク: 動物と人間の関わりについて 動物とのよりフェアな関係
とはいえ、月ちゃん家は前半はずっと仕事(なので私はちょっとはみだしGWになります)後半天気が良くなってからも、リチャージの日々と決め、ひたすら家にいました(笑)。
GWの少し前が、私たちが日本へ来た記念日でしたので、ちょっと振り返って写真を眺めたり。
懐かしの、ベイエリアの家の窓からの風景。
各所に小さなプールがあったという、今考えたらとっても贅沢な部屋でした。
Mike さんが月ちゃんと私のために探してくれたところ。
裏庭(というには贅沢な広さ)でターキーを追いかけたり、コヨーテに遭遇したり(!)、たくさんの楽しい思い出があります。
このころは私も出張以外の時はスケジュールがゆっくりだったから、月ちゃんのおやつまでつくったりしていたのを、写真を見て思い出しました!
ふーんわり、幸せな時間。
そういう暮らしをしようと思って広いキッチンと庭のある場所へ引っ越したというのに、忙しい日々を過ごしているのはなぜなのだろう、と反省。
そして引っ越しの朝。
一番最後の荷物は...
月ちゃんのベッド(笑)。
荷物を借りてきたトラックに詰め(少なかった)、「さ、月ちゃんは?」と家に入ってこれを見た時、笑ってしまうと同時に、家とのお別れが切なくなりました。
こうして写真を見ると、月ちゃんは本当にずーっと変わらないでいてくれるなあと思います。
この様々なヘンな癖(ベッドが好き、掘るのが好き、寝坊が好き、などなどなど)も、引き取ったころ(5か月くらいかと思われます)と全く変わらない。
犬や猫の、そういう「変わらない」本質的なもの、そして自然にふるまっているところに、人間はほっとし、それを求めるという面があるのだろうな、と思います。
で、荷物の一部を Mike さんの友人へ預け(倉庫に預かってくれています)いざ、サンフランシスコ空港へ。
これからどんなことになるのか... って思っているのかな?
でも月ちゃんは一度、日本―サンフランシスコのフライトを経験し、一度もキャンキャン言うこともなく、ケロリとやりおおせていました。
とは言え、やっぱり心配ではありました。
でも、この堂々とした歩き!
飛行機に乗る犬なら歩いてもよいので(この辺、海外はおおらかです)、さっそうと空港を歩く月ちゃんは注目の的でした。
でも月ちゃんを載せるのはやっぱり丁寧な日本の航空会社にしました。
「ファーストクラス」。
だったらよかったね(笑)。
実際には月ちゃんは、自分のクレートに入り、貨物と同じところにいなくてはいけません。
1か月くらい前からそのトレーニングもやってるし、私は一度フライトを一緒にやったので、「月ちゃんはだいじょうぶ」というのはありましたが。
Mike さんは初めてだったため、かなり神経衰弱に(笑)。
ぎりぎりまで外で一緒にいて、「月ちゃん、ハウス」というと、ちゃーんとすぐに入ってくれた月ちゃん。
なんといい子(涙)。
「また、あれだな」とわかっているような、そんな気がしました。
それで、「月ちゃん、日本で会おうね。お昼寝しててね」と声をかけ、もう一頭いっしょのフライトであったラブちゃんのクレートの横でおとなしく待機してました。
姿も見えなくても、このラブちゃんもいてくれたことに、私たちはとても感謝。
もちろんこうして今一緒にいるので、月ちゃんは何事もなく無事に到着。
ケージを開けても、そそうの後もなく、出てきたらとても喜んで再会してくれましたが、ケロッとしてました。
そういうところ、この子はとても強いなーと、ずっと思っています。
その強さに助けられて、今日まで来たかも。
月ちゃんにはいつも、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして... 前回同様ですが、ここから小難しくなるため(笑)、楽しく終わりたい方はどうぞご退出ください。
犬猫たちが私たちの人生にもたらしてくれる素晴らしい「贈り物」に、私たちはちゃんと報いているか?
多くのケースでは、本当に残念ながらまだまだ、という話を前回しました。
で、このGWは、初心に帰って研究時代の本を引っ張り出し、犬を含めた動物と人間との関係について考えてみました。
とはいえ、まだそれほどまとまらないので、徐々に徐々に、メモっている程度です。
ひとつ面白いなと思った点は、ペットというのは資本主義の経済において彼らそのものの行動には「生産性」は全くない、という指摘。
それが理由の一つとなり、ペットと人間の関係というのは、真剣に学問的に議論されることはほとんどない、というのです。
たしかに。
本来、これだけペットが増えている社会においてはもっともっと哲学的あるいは心理学的あるいは社会科学的な議論だけでもあってよいと思い、私はそれが許される場合にはかなり自分の研究にもそういう要素を盛り込んでいます。
が、たいてい、(特に男性の)反応は、「ペットねぇ...(そんな場合じゃないんだよ OR 自分には関係ない、というのが暗示される言い方です(笑)」。
しかし、私はずっと以前からそう思っていて、今回引っ張り出してきた本の一つにも、やはりペットというのは自然界の中にいる人間以外の生物で一番人間に近く、しかも野生でも生きることもできるという意味で、人間との関係に多くの学ぶ要素が入っているというようなことが書いてありました。
とにかく、ちょうどタイムリーなことに、また More Than Us (パフィーズのチャリティプロジェクト)でイベントをやることになりました。
今回は、ボランティアメンバーでトレーナーである Misaki さんの地元、長崎市!
すでにお申し込みもかなりあるようで、まだ宣伝前なのに、さすがです。
トレーニングセッションを中心にしながら、人間と動物との関係について考えていただくイベント。
ご興味ある方は、パフィーズまでお申し込みください♡
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犬とのフェアな関係ってなあに?
〜犬のこと、動物のこと、もっと知りたい〜
主催 ボランティアグループ More Than Us
協賛 パフィーズナチュラルライフ(株)
日時: 6月23日(日) 11:00から1時間半程度
場所: ドッキャイスタ室内ドッグラン
参加費: 1家族1,000円(人のみ 500円) 犬は基本1匹で2匹以上要相談
入場料: 1家族1,000円(人のみ500円)
持ってくるもの: クレート(バッグ・マットも可)、首輪、リード、オヤツ
注意点: 犬は、トーク時には、飼い主さんの横でクレート等で待てること。
イベントの内容
・トレーニングレッスン: (アイコンタクトを取る!)
・トーク: 動物と人間の関わりについて 動物とのよりフェアな関係
2019-05-07 17:09
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コメント(8)
月ちゃんが空港を歩いてると麻薬探知犬そっくりですね。
by 旅爺さん (2019-05-07 18:09)
ホントに月ちゃんお利口ですね~お互いを信頼しきってる証拠ですね~
by みぃにゃん (2019-05-07 18:57)
精神的に強い子って、本当に良いですね。
親孝行な月ちゃんです。
by kiki (2019-05-07 21:43)
月ちゃん、おりこうですね。
犬にとっては狭い箱の中に入ることは苦痛なはずなのに、嫌がらないなんて。
きっとMariさんのことを信頼していて、お互いに心が通じ合っているのでしょうね。
あたしゃペットは飼えない団地住まいですが、毎日のら猫と触れあっています。
エサは一度もあげたことはないのですが、2年かかってようやく慣れてくれるようになりました。
それ以来、仕事の帰りには必ず顔を合わせて撫でさせてもらい、ストレスの解消をさせてもらっています。
すなわち、私はのら猫がいてくれるおかげで、この生きづらい世の中で時間と魂とを切り売りしながらなんとか賃労働に従事することができているわけで、それ故に私自身の生産性にのら猫が貢献してくれていると勝手にそう思っております。
by skekhtehuacso (2019-05-07 21:46)
こんにちわん~♪~
空港内を闊歩出来るとは知らなかったです
月ちゃんお利口さんですっ
報いてないですわっ
反省会私もします( `ー´)ノ
健気でイチズだと思いますっ
命短いですから大切に時間を共に過ごしたいと
改めて思います。
by みうさぎ (2019-05-08 17:35)
月ちゃん、かわいい。
神奈川県の自宅で、puppy walkerを2度やりました。
2度目の子は、盲導犬になりそこなって我が家に戻り最期まで暮らしました。
by KOME (2019-05-08 22:43)
「電子書籍出版依頼」
はじめまして。
高橋と申します。
突然の投稿失礼します。
私の本業はデジタルコンテンツプロデュースを軸に
飲食の経営や映画プロデューサー、
最近は電子書籍のプロデュースをしています
現在は「動物」をテーマを出版活動を視野に入れ活動しており
「三日月から満月へ」に辿り着きました。
私も小さい頃から動物が大好きで
今、野良猫だった猫を飼っています^^
小さい頃イジメらていたせいか最初
中々懐いてくれなかったですが今では
普通に接しれる位の仲に仲良く暮らしています☆
家族以外の人には懐きませんが(笑)
ちなみに猫より犬派です^^;
Mari 様のブログを見させて頂き
月ちゃんと三ちゃんに癒されました^^
犬と猫両方飼うことが夢なので
Mari 様のブログを見てとても憧れました。
Mari 様にご相談ですが
今、ブログをアクティブに活動している方に
声を掛けているのですがもし、よろしかったら
今までアップされている「月ちゃんと三ちゃん」の写真を
電子書籍の写真集として出版させて頂きませんか?
こちら出版費用は一切頂きません。
無料で出版させて頂いていますけど
一切の妥協などせず表紙やタイトルに
力を入れておりそのお陰様でクライアント様から
「表紙のクオリティが高い!」「本当にこれ無料で大丈夫ですか!?」
と言って嬉しい声を頂いております。
なかにはベストセラーで1位になったり
出版して次の日には売れ筋ランキングで
2位になって喜ばれる人もおりました。
ご興味をお持ちでしたら一度出版について詳しくお話したいと思います。
書籍サンプルをお送りいたしますので、是非ご覧になってください。
サンプル
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https://amzn.to/2TSy6H3
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ご検討の程宜しくおねがいします
メールアドレス
etube.kindle@outlook.jp
完全無料で電子書籍プロデュースします
https://bit.ly/2UNBpzN
by 高橋 (2019-05-13 20:19)
☆ 旅爺さんさん
そういわれればそうですね、でも、わき目もふらずに歩くところが、探知犬とは違うかもですね(笑)。
☆ みいにゃんさん
おひさしぶりです!ロッキーくんもお元気そうですね!月ちゃんはものわかりは抜群にいいです♪
☆ kiki さん
今のところ、心も体も強く育っているかな、と思います。毎日感謝です。
☆ skekhtehuacso さん
猫ちゃんも(うちにもいますが)本当になんというか、不思議なパワー持ってますよね。
猫の方がある意味、人間の事情とか感情を完全にではないけどある程度は無視してくれて、それがかえってホッとする、みたいなところはありますね。
ノラちゃんたちとの触れ合いいいですね。生産性なるほどです(笑)。避妊去勢してるか気になったりはしますが、道にいるノラちゃんたちを見ると、完全に野生でもない、かといって人間に管理されてもいない、そういう動物の存在に勇気づけられることもあります。
☆ みうさぎさん
空港内闊歩は、たぶん、アメリカだったから(今はわかりません)できたんだろうと思います。
でも飛行機に乗る子だけですが。
動物といると、時間の大切さを痛感しますね。無駄なことに使ってられないかなって。
☆ KOMEさん
パピーウォーカーされたんですね~。戻ってきて一緒に暮らせて、ワンちゃんは幸せでしたね。KOMEさんも、でしょうね。
☆ 高橋様
うちの三ちゃんも、もともと野良ネコちゃんなんですが、この子はとても人懐っこくて(笑)。
犬と猫いっしょ、図らずもそうなった次第ですが、楽しいです♪
本の件は、ありがたいお話で、検討させていただきますね。
by Mari (2019-05-14 12:50)