大事なこと 信じること [Natural care]
さて、パフィーズの「はじまり」の続き。
先代犬パフィーのお話の続きです。
肝臓にとても大きな腫瘍ができ、もう手の施しようがないという獣医さん。
人生、あの時ほどショックと悲しみに打たれたことは、他にそう何度もありません。
小さな頃のかわいかった姿、もういい歳になってもまだいたずらする今の姿、一緒に行ったいろいろな場所、そんなことを思いだすと、寿命が人間より短いとわかってはいても、やっぱりショックなことに変わりありません。
見た目には何も変わりないようにみえる、いつもの、お気楽な、陽気でフレンドリーなパフィー。
これまでずっと、近くにいても離れていても、私を元気づけてくれた存在が、消えてしまうかもしれない。
涙がぽたぽたと落ち、どうしようもない気持ちになりました。
でも、私が打ちひしがれていたのは数日間。(も、あったかな?私は悲しかったり嫌なことをすぐすっかり忘れてしまう方なのでこのあたりあまり覚えていません... というと周囲からものすごくあきれられるのですが本当です...)
何度も逆境に遭遇してきたことがこんなところで役に立ったのかもしれないなあと、今振り返って思います。
そのころ私は、毎月あるいは各月で(たまたま、なんですが)サンフランシスコ(SF)へ出張がありました。
そのころはSFにいた Mike さん(よく考えたら自分は Mari と改名したので、こちらも合わせることにします!)に連れられ、たくさんあったホリスティック系ペット用品のお店でいろんなハーブ系のサプリメントを入手。
ホリスティック系では世界最先端に間違いないカリフォルニアです。
「体というのはとても複雑で、医者でも科学者でも予期できないことはまだたくさんある」という Mike さん。
そのころはバリバリの人間用抗がん剤研究者だった彼が言うのですから、それは私に希望を与えました。
(というより彼は、「これだけ薬をおびただしく開発してもガンがなくならない」ことに疑問を覚え、その道とは違う道で役に立つことを選んだわけですが... この話はまた改めて...。)
そしてこの時に私は、いつも逆境にあうと唱えている「Believe no one.... unless....」(自分が理にかなうと思ったこと以外信じるな」というブッダの言葉を再び思いだしていました。
この言葉は、パフィーズのカレンダーにも入れたことがあります。
そして、あまりにも有名な、ガンジーの「Be the change」(自分が変化になれ)。
変化になるには、信じることが必要です。
この世界の何もかもは、思考を持つ存在である人間にとっては、「信じる」ところから始まっていると私は思うからです。
覚悟はする。でも、変化になれるか、やってみる。そのためには、信じることが前提。自分が納得しなければ何かを本当には信じられない。
実家の両親も、パフィーとワタシを知る周りの人も、みんなみんな、あきらめモード。
それは性格や、これまでの生きてきた軌跡や経験、社会における位置、などなど、いろんな要素があって、信じない人には信じろと命令しても無理なことです。
その中で、信じ、その信じることを実行できるか。
私の人生とは、いつもこんなです(笑)。
この頃近しい人では Mike さんだけが、「この世に絶対XXということは、倫理上のことを別にすると(つまり人を傷つけてはいけない、とかそういう本当に基本的な正しいこと)、そうたくさんない」と言ってくれました。
この時私は、(伝統と天気の重みがついてくる)長い長いロンドン生活を経て、カリフォルニア/サンフランシスコという場所の、他にはない明るさと自由で新しい思考、それに触れ感銘を受けました。
上の写真は、私がSFで仕事をすませた後、週末、Mike さんとキャンプへ行った時の写真。後に月ちゃんとも行った、Big Sur です。
そしてこのとき、この明るいカリフォルニアという場所、そこに暮らす自由で先進的な人たちに触れる機会があったことが、この頃の私とパフィーを助けてくれたと感じます。
あら?
これを書いていて気づきました。
私はこれまで、パフィーがシニアだというのに、せっかくロンドンからやっと戻ったというのに、また海外出張を毎月していたことにちょっぴり罪悪感を感じていたはず。
でも、そのことが私とパフィーを助けてくれた、と感じたと書きましたね(笑)。
癒しのプロセスは続きますね。
そしてもう一つ。「パフィーと私」のストーリーでなく、「パフィーと私と Mike 」のストーリーだったんだなあと、今これを書いて気づきました。
だからパフィーは、亡くなった時 Mike さんに電話をしたのです(!← 次回以降、ちゃんと説明します(笑))。
うーん、ここまでで、今日はおしまいにさせていただきます。
エネルギー使った(汗)。でも、自分の癒しにもなるんだなあと、改めて思います。
その機会をくださった、これを読んでくださるみなさまに、お礼を申し上げます。
そして、私とパフィーの話が、病気の動物(人も)と向き合っている方の参考に少しでもなれば、こんなにうれしいことはありません。
Mike のつくる、犬・猫のオーガニックサプリメント ↓
先代犬パフィーのお話の続きです。
肝臓にとても大きな腫瘍ができ、もう手の施しようがないという獣医さん。
人生、あの時ほどショックと悲しみに打たれたことは、他にそう何度もありません。
小さな頃のかわいかった姿、もういい歳になってもまだいたずらする今の姿、一緒に行ったいろいろな場所、そんなことを思いだすと、寿命が人間より短いとわかってはいても、やっぱりショックなことに変わりありません。
見た目には何も変わりないようにみえる、いつもの、お気楽な、陽気でフレンドリーなパフィー。
これまでずっと、近くにいても離れていても、私を元気づけてくれた存在が、消えてしまうかもしれない。
涙がぽたぽたと落ち、どうしようもない気持ちになりました。
でも、私が打ちひしがれていたのは数日間。(も、あったかな?私は悲しかったり嫌なことをすぐすっかり忘れてしまう方なのでこのあたりあまり覚えていません... というと周囲からものすごくあきれられるのですが本当です...)
何度も逆境に遭遇してきたことがこんなところで役に立ったのかもしれないなあと、今振り返って思います。
そのころ私は、毎月あるいは各月で(たまたま、なんですが)サンフランシスコ(SF)へ出張がありました。
そのころはSFにいた Mike さん(よく考えたら自分は Mari と改名したので、こちらも合わせることにします!)に連れられ、たくさんあったホリスティック系ペット用品のお店でいろんなハーブ系のサプリメントを入手。
ホリスティック系では世界最先端に間違いないカリフォルニアです。
「体というのはとても複雑で、医者でも科学者でも予期できないことはまだたくさんある」という Mike さん。
そのころはバリバリの人間用抗がん剤研究者だった彼が言うのですから、それは私に希望を与えました。
(というより彼は、「これだけ薬をおびただしく開発してもガンがなくならない」ことに疑問を覚え、その道とは違う道で役に立つことを選んだわけですが... この話はまた改めて...。)
そしてこの時に私は、いつも逆境にあうと唱えている「Believe no one.... unless....」(自分が理にかなうと思ったこと以外信じるな」というブッダの言葉を再び思いだしていました。
この言葉は、パフィーズのカレンダーにも入れたことがあります。
そして、あまりにも有名な、ガンジーの「Be the change」(自分が変化になれ)。
変化になるには、信じることが必要です。
この世界の何もかもは、思考を持つ存在である人間にとっては、「信じる」ところから始まっていると私は思うからです。
覚悟はする。でも、変化になれるか、やってみる。そのためには、信じることが前提。自分が納得しなければ何かを本当には信じられない。
実家の両親も、パフィーとワタシを知る周りの人も、みんなみんな、あきらめモード。
それは性格や、これまでの生きてきた軌跡や経験、社会における位置、などなど、いろんな要素があって、信じない人には信じろと命令しても無理なことです。
その中で、信じ、その信じることを実行できるか。
私の人生とは、いつもこんなです(笑)。
この頃近しい人では Mike さんだけが、「この世に絶対XXということは、倫理上のことを別にすると(つまり人を傷つけてはいけない、とかそういう本当に基本的な正しいこと)、そうたくさんない」と言ってくれました。
この時私は、(伝統と天気の重みがついてくる)長い長いロンドン生活を経て、カリフォルニア/サンフランシスコという場所の、他にはない明るさと自由で新しい思考、それに触れ感銘を受けました。
上の写真は、私がSFで仕事をすませた後、週末、Mike さんとキャンプへ行った時の写真。後に月ちゃんとも行った、Big Sur です。
そしてこのとき、この明るいカリフォルニアという場所、そこに暮らす自由で先進的な人たちに触れる機会があったことが、この頃の私とパフィーを助けてくれたと感じます。
あら?
これを書いていて気づきました。
私はこれまで、パフィーがシニアだというのに、せっかくロンドンからやっと戻ったというのに、また海外出張を毎月していたことにちょっぴり罪悪感を感じていたはず。
でも、そのことが私とパフィーを助けてくれた、と感じたと書きましたね(笑)。
癒しのプロセスは続きますね。
そしてもう一つ。「パフィーと私」のストーリーでなく、「パフィーと私と Mike 」のストーリーだったんだなあと、今これを書いて気づきました。
だからパフィーは、亡くなった時 Mike さんに電話をしたのです(!← 次回以降、ちゃんと説明します(笑))。
うーん、ここまでで、今日はおしまいにさせていただきます。
エネルギー使った(汗)。でも、自分の癒しにもなるんだなあと、改めて思います。
その機会をくださった、これを読んでくださるみなさまに、お礼を申し上げます。
そして、私とパフィーの話が、病気の動物(人も)と向き合っている方の参考に少しでもなれば、こんなにうれしいことはありません。
Mike のつくる、犬・猫のオーガニックサプリメント ↓
何も言えない動物達の死は悲しいですね、我が家も中型犬や小型犬をなくしてからはもう犬は飼うまいと思って飼っておりません、娘達は今でもその犬達の命日にはお参りしております。
by 馬爺 (2017-01-13 10:59)
Mariさん達の想いが伝わってきます。
話の続き待ってます!
なつも発作が続いてるのでメンタル鍛えてます。
by なつママ (2017-01-14 10:15)
時分が変化になれ。実は大半の人が出来ていないでしょうね。心に刻んでおきたいです。
by みぃにゃん (2017-01-14 10:56)
Mariさんのお話には、いちいち「そう!そう!そう!」って感じます。
ちょっと話は違うかもしれませんが、近くの大学病院のドクターは、医学とか科学で証明できない人体の不思議を治療を通して多く体験したとかで、神様の勉強を始めたとか。
私も病院とお薬では治らないことも、ほかの別の何かの力でよくなることもあると信じています。
そして、これもまたちょっと話がそれちゃうかもしれませんが、子育てに疲れちゃうお母さんはこどもの写真の整理をすると癒しになるという話もあります。
振り返るって、必要なことみたいですね。
つづきのお話、楽しみにしています!
by ヨンタロー♀ (2017-01-14 11:50)
謹賀新年、今年もどうぞよろしくお願いします^^
by kyon (2017-01-15 02:42)
☆金魚とかヒヨコしか飼ったことがない私ですが。。。
気持ちが痛いほど伝わってきます!
少しでも可能性があるなら!!信じたいです!!!
by まき (2017-01-16 00:20)
おはよう御座います。
今は1番の厳冬期で寒いですね。
我家は暖房具類はフル稼働です。
by 旅爺さん (2017-01-16 08:43)
パフィーの目が年齢を感じさせますね
さみしいけれどご冥福をお祈りいたします
パフィーはずっと家族のことを見ていてくれますよ
by yossy (2017-01-16 09:58)
Mariさんの思いがヒシヒシと伝わります。
パフィーちゃんが我が家の大輔に重なります。
生まれつきの食道肥大で直す道は「愛情で」と医師の言葉に
知識も無くオロオロしながら必死で育てました。
ハーブのサプリメントに辿り着くまで何年も掛かりましたが
1歳のお誕生日は迎えられないかも知れないと言われながらも
サプリメントを信じ続けたお陰で10年も生きることが
出来ました。
毎日子供のようにキラキラとはしゃいで元気でした。
旅立った後、写真やビデオを見返すと驚くほど顔が白くなっていて
おじいさんになっていたことを知りました。
家族の愛とサプリメントで精一杯大輔は生きてくれました。
パフィーちゃんはMariさんの愛に包まれて本当に幸せでしたね。
満面の笑みでMariさんの傍に寄り添っていることでしょう^^
by ぼっこ (2017-01-17 18:14)
☆ 馬爺さん
切ないですよね... もう犬と暮らすのはないですか...?そういう方と暮らすのが、犬(や猫)にとって一番幸せなので、また機会があったら... お願いしたいです(笑)。
by Mari (2017-01-19 20:03)
☆ なっちゃんママ
なっちゃん発作出てますか... 心配です。
お手伝いしてもらうという件も、あのままになっててごめんなさい!(と、私的なことを書いてすみません(笑))。
そのうち、連絡しますね。頼りにしてます♡
by Mari (2017-01-19 20:05)
☆ みぃにゃんさん
なかなかできないですよね。勇気のいることで。私もできないのでいつも自分に言い聞かせる必要があります。
by Mari (2017-01-19 20:06)
☆ ヨンタローさん
ありがとうございます。
その昔は、アニミズムや宗教で自然界の仕組みを理解しようとしていたということもありますし、人間はまだまだ「すべてわかっている」ところには到達してないという認識が足りないのかもしれませんね。
誰かを育てる時こそ、その人のポジティブな面にフォーカスすることって大切なのですが、毎日のことに追われる現代人としては、難しいところがありますね。
by Mari (2017-01-20 08:19)
☆ kyon さん
こちらこそ、よろしくお願いいたします♪
by Mari (2017-01-20 08:20)
☆ まきさん
ヒヨコも金魚も、こちらを認識してくれたりして、やっぱり同じようにかわいいですよね。
金魚は実家で飼っていましたが、かなり長生きしました。魚や鳥は健康管理が余計に難しいですから、元気がないとハラハラしました。
by Mari (2017-01-20 08:21)
☆ 旅爺さんさん
また少し寒さが緩みましたが、来週は寒くなるとか。
お互いに健康管理気を付けてまいりましょう~。
by Mari (2017-01-20 08:22)
☆ yossy さん
ありがとうございます。あの頃は本当に切ない気持ちでいっぱいでしたが、今は、パフィーがいろんなことを見守ってくれていると感じます。
by Mari (2017-01-20 08:23)
☆ ぼっこさん
いつもありがとうございます♡
大輔くん、そうだったのですね...。すごいなあ~、1年と言われて10年ですか。
大輔くんも、ぼっこさんご家族の愛情と信念に包まれてそれだけ長く生きることができたのですね。
ほんと、見返すと「年取ってたんだな」と思いますね。一緒にいる時はそれほど感じなかったけど。親が子供をいつまでも子供と思うのと同じでしょうか。
ということは、ぼっこさんは手作り食&サプリ歴がとっても長いんですね。
大輔くんも、本当に幸せでしたね♡
by Mari (2017-01-20 08:28)