保護犬月ちゃん、家族を見つけた日♡ [ANIMAL WELFARE]
ご訪問、ありがとうございます
昨日は、月ちゃんと家族になった日
本当は、ゆっくりのんびりと、その日のルートをたどってみたかったけど...
急な予定変更でバタバタしたのと、なんだか体調が本調子でなく、週末までお預けとなりました。
代わりに、想い出をたどる記事を書きます
毎年、12月13日が来ると、あの日のことがはっきりとよみがえってきて...
月ちゃんが今、こんなにたくさんのハッピーを毎日私たちに運んでくれることに、奇跡を感じます。
毎度同じ話で恐縮ですが...
月ちゃんを引き取ったのは4年前。
その半年くらい前から、な~んとなくわんこを引き取りたいな、と思っていました。
でも、アメリカに行くことも決まっていたし、私にとっても、そのわんこにとっても、いい組み合わせというものがあるんだろうな、とさんざんいろんな子を見たりしていたんですが... なかなかピーンと来る子に巡り合わず...
そんな日々を過ごしていた11月12日の夜、先代犬パフィーの夢を見ました。
↑ ボケボケだけど、なんか好きなパフィーとの一枚。
亡くなってから初めて(そしてそれっきりありません)の、パフィーの夢。
ただパフィーがお水を飲んでいて、その次にたれ耳の白いわんこが映り...
夢の中で、「ああ、これが次の子なんだな」とはっきり感じたのです。
そして次の日の11月13日、もう癖になっていた、保護団体のサイトを開いてみると...
いました。運命の子が(笑)↓
他のきょうだいたち3頭のそれぞれの写真と一緒に載ってた、月ちゃん。
他の3頭は、どちらかというとコミカルな雰囲気の、やんちゃっぽい子たち。
↑ 預かりさんのお宅にて、「あまえんぼうです」と言われてた月ちゃん。でも、「一番おとなしくて聞き分けがいい」とも!
中でも、黒と茶のブチの入ったきょうだいは、「こういう子を選んだら、私もお気楽な感じに癒されるかもね。そうそう、本当はきっとこういう子が私にはいいのかも。」と思って、理性でまだ引き取り対象かどうか聞いてしまったほど(笑)。
でも私の直感ははっきりと、最初から月ちゃんを選んでしまっていました。
この見るからにセンサイそうで、賢そうで、なんだか憂いをおびた、でも、強い光を放ってた子。
「やっぱり私はこの子を選ぶんだろうなあ」と思ったのです。
でも、立候補メールを出して3週間、なんのお返事もなかったのです。
それであきらめようかな... としり込みしていた私に、「運命の子なんだからあきらめちゃダメ」とナルトさん。
(名前もナルトさんが決めました。「白いから」(笑)月)。
再度保護団体の方に問い合わせてみたら... 「迷惑メールに入ってました」と預かりのお姉さん。
どきどきしながら聞くと、ブチの子はすでに引き取られていたけれど、月ちゃんはまだ私を待っていたのでした
あの3週間について時々考えると、やっぱり月ちゃんが私の所に来る運命だったんだなあ~とうれしくなる今です。
そしてやってきた、12月13日、引き取りの日。
対馬でノラのお母さんから生まれたという月ちゃんは、海を渡ってお姉さんとやってきました。
本当は、会わないで迎えるなんて、常識的にも、私の性格からしてもあり得ないのですが、ずーっとピンと来る子を探していたのと、月ちゃんの性格などお姉さんから電話で聞いて、「どんな子でもだいじょうぶ」と覚悟を決めたので連れてきてもらいました。
お姉さんのバッグに入ってぷるぷると震えていた月ちゃん。
最初に見た感想は「やせてる」と「気が弱そう~」
それで、怖がらせてはいけないとあまり月ちゃんには構わずに、早速車に乗り、お姉さんと途中でお別れすると...
「ふんふんふんふんふんふん」と何かヘンな鳴き声が
「もしかして、月ちゃんの声犬じゃないみたい」
なんとなく、お互いにおそるおそる距離を取りつつその頃住んでいたマンションに到着。
車を降りる時、ものっすごく怖がった月ちゃん
さらにお散歩を... と連れて行ってみると、これまたすっごい怖がりようで、早々に部屋へ。
そして不安な気持ちで、部屋に入ると...
態度が豹変しました(笑)。
それはもう、ものすごい喜びよう
私が何日も前から楽しみにして準備していた月ちゃん用のケージやブランケット、ベッドなどを、すぐに自分のとわかったらしく、あばれる暴れる(笑)。
そしてすぐに、ナルトさんもとても楽しみにしていたので、アメリカにいたナルトさんとスカイプのビデオ電話。
すでに月ちゃんは、私のお膝に頭を載せていて、今考えると不思議なほど私(とナルトさん)には本当にすぐに慣れました。
そしてその夜...
ひとりで寝られるなら、ひとりで。
一緒に寝たがったら、一緒に寝てあげよう。
と決めていたので、ケージに入ってくつろいでた月ちゃんに知らんぷりをしてベッドにあがると...
「ふんふんふんふんふんふん」とあのヘンな声が(笑)。
これは今になってはもう、「さみしいとき」「悲しいとき」にこういう声を出すことがわかりました。
「じゃあおいで」と誘ってあげたら、足元に丸まってずっとそこで寝ていました
何よりかわいかったのは、朝起きると、一緒に寝ていたのに私が起きたのを見てすごく喜んでいたこと。
月ちゃんきっと、うれしかったんだろうな~、自分だけの家族がやっとできて。
そしてこの話には後日談があって(笑)、なんと、2日目の夜からは、慣れた様子で「スポッ」と掛布団の中に入ってきました(笑)。
↑ アメリカの時の写真ですが...
最初の日は、月ちゃんもやっぱり遠慮してたのね
今もはっきりとよみがえる、4年前の12月13日です。
↑4年前も、かわゆい寝姿
ここから先は、どうぶつ福祉に共感される方に向けて書かせていただいた、あくまで私の個人的な考えです↓
------------------------------------------------------
どうぶつ福祉は私にとって環境と並ぶもうひとつのテーマ。。。と言えるほどのことは全然できていませんが...
私もアメリカ/ヨーロッパが中心でしたがどうぶつ福祉団体にはいたことがあり、いつも気にかけています。
いろんなサポートの仕方はあり、フェイスブックなどでは保護された子にたくさんの「いいね!」やシェアがありますが、実際にわんこを引き取る人となるとまだまだ少ない今の状況。
保護犬を引き取るのにはハードルが高いと感じられるのか、身近に保護団体がいないと感じられるとか、たくさんの要因はあるのでしょう。
ブリーダーさんからの犬の方が、健康面などにおいて「いい犬」というイメージがあるのかも?とは思います。
でも、良心的なブリーダーさんからの子であれば(もちろん悪質なブリーダーは問題外です)、健康問題は全くないかというと、必ずしもそうではないというのは、経験されている方もいらっしゃると思います。
こんなことを今のワタシの立場で言ってもいいものか迷いましたが...
純犬種は特定の遺伝子と見かけがセットになっているからです。
ここからはナルトさんからの説明に基づき私が乱暴にまとめたものですが... DNAは遺伝子の長い鎖。特定の外見を作り出す遺伝子が、時には特定の疾患を作り出す遺伝子のすぐ隣に存在します。この隣りあわせの組み合わせは変わることはないそうで、特定の外見を再現するには、隣の遺伝子もくっついてきてしまう。そして、疾患を作り出す遺伝子は、犬という種(「たね」ではなく「しゅ」です(笑))に限らず、ほとんどの場合劣性です。そうでなければ、究極的にはその種が、いずれ途絶えてしまうことになるからです。ということは、特定の見かけを再現するための純犬種の繁殖では、劣性遺伝子同志が組み合わさってしまうため、その疾患が表に出てきます。例えば違う犬種同志なら、どちらも同じ疾患の劣性遺伝子を持つという確率は少なくなるということです。
犬を本当に愛している私たちの多くは、「特定の外見」というより(大きさはある程度重要要素でしょうが)、性格などが理由で、特定の犬種を希望することが多いですよね。
もちろん、ゴールデンの穏やかさが大好きな、私も含め、です。
でもあいにく、今の状況だと、「犬種」というカテゴリーそのものは、最近いろいろ改善されてきたものの、究極的には「外見」に基づき決定されています。
それを承知で、純犬種を選んでいるのだということは、私たちは意識する必要はあると思います。
これは、個人の選択の問題、というより、この「純犬種とは何か」というカテゴリーそのものに、問題があるのかもしれないな、と私は最近思うようになりました。
これを変えていくのは、ヨーロッパやアメリカなど世界レベルで、犬の「スタンダード」なるものに疑問を投げかけていくしかないのでしょう。
犬という「種」にとっての幸せを、もっと考えていきたい、という風に思います。
そんなこともあって、健康という点では未知数であった月ちゃんを思い切って引き取りました。
まあミックスなら、少なくとも劣性遺伝子の疾患は、両親ともに遺伝的に同じ疾患を持っているのでないかぎり、表には出てこないからです。
それに、「野犬」というのはもちろんよいことではないものの、野生生物をずっと見て来て、「繁殖」ではなく、どうぶつ本来の本能で相手を自由に選んだ結果生まれた子というのは、survival of the fittest ではないけれど、強い生命を持つのかも、と考えてしまいます。
人間世界だって、「匂いで最適な遺伝子を持つ相手を選ぶ」説があるくらいですから(笑)、本当は、どうぶつ達にも相手を自由に選んでもらう方が、その種にとって最適な方へと向かっていくのが自然の法則。
でも人間社会の中で暮らすわんこたちには、なかなかそういう環境は難しく、また前述の「スタンダード」のこともあり、今は繁殖オンリーの世界と言ってもいいのかもしれません。
月ちゃん含め、今の、人工的にいじられすぎてきた世界のわんこたちには、もう「これなら安全」というものはないような気がしています。
だから、もし健康問題を心配して保護犬はちょっと... と思われている方には、あえて、どちらにしても、リスクはあるんだ、ということは意識していただきたいな~と、ひそかに(書いちゃったけど(笑))思います。
よく言われることですが、保護犬の場合は、生まれたて、というのは少ないから、どんな疾患の傾向があるのか、はわかりやすくなっていると思います。
それで、昨日の月ちゃんの記念日に、しろいぬの里さんへ、今回は本当に少額ですがお金を寄付をさせていただきましたので、スタッフブログで報告をしてもらいます。
これが、今年のワタシのお給料(少ない!しろいぬさん、ごめんなさい)、ということで(笑)。
でもサプリメントの価格を抑えることも、わんこ達の健康のためには必要で... 今はまだまだお金を寄付できる余裕はないのです
そこで、無力な私たちに力を貸していただける方へ...
しろいぬさんから、寄付の呼びかけをしてもよいというOKをいただきましたので、ご紹介します。
ご存知なかった方のため、しろいぬの里さんは、関東で活動をされている小さな団体です。
主に保健所からの引きだし、預かり、そして里親探しをされています。
活動の様子は代表さんや預かりさんのブログできちんと確認できますし、収支報告もきちんとなさっています。
これが、しろいぬさんをパフィーズのパートナーと勝手に思わせていただく理由です。
また、So-net でおなじみのまーぶるさんが、ボランティアをなさっているから安心(笑)。
みなさんも、クリスマス・年末に、ぷるぷる震えているわんこにプレゼントをしてみませんか?
http://dog.ap.teacup.com/applet/shiroinunosato/msgcate7/archive
振込先は、以下:
ゆうちょ銀行
記号 10580 番号 43382381
ケンミンシュクシャ シロイヌノサト
*********************
この口座への他の銀行からのお振込み用
店名:058
店番:058
預金種目:普通預金
口座番号:4338238
寄付をしたわんこたちの様子、ブログで見るのも楽しいですよ♪
例えば代表さんのブログ:http://dog.ap.teacup.com/pluskuri/
↑ 4年前のあの日、マンションで暴れて疲れて寝ちゃった月ちゃん。幸せそのものの寝顔です
月ちゃんや他の保護犬のように、幸せをつかむ子が一頭でも多く増えますように。
わんこのオーガニックサプリメント♪ www.japan.puffysnaturallife.com
にほんブログ村
昨日は、月ちゃんと家族になった日
本当は、ゆっくりのんびりと、その日のルートをたどってみたかったけど...
急な予定変更でバタバタしたのと、なんだか体調が本調子でなく、週末までお預けとなりました。
代わりに、想い出をたどる記事を書きます
毎年、12月13日が来ると、あの日のことがはっきりとよみがえってきて...
月ちゃんが今、こんなにたくさんのハッピーを毎日私たちに運んでくれることに、奇跡を感じます。
毎度同じ話で恐縮ですが...
月ちゃんを引き取ったのは4年前。
その半年くらい前から、な~んとなくわんこを引き取りたいな、と思っていました。
でも、アメリカに行くことも決まっていたし、私にとっても、そのわんこにとっても、いい組み合わせというものがあるんだろうな、とさんざんいろんな子を見たりしていたんですが... なかなかピーンと来る子に巡り合わず...
そんな日々を過ごしていた11月12日の夜、先代犬パフィーの夢を見ました。
↑ ボケボケだけど、なんか好きなパフィーとの一枚。
亡くなってから初めて(そしてそれっきりありません)の、パフィーの夢。
ただパフィーがお水を飲んでいて、その次にたれ耳の白いわんこが映り...
夢の中で、「ああ、これが次の子なんだな」とはっきり感じたのです。
そして次の日の11月13日、もう癖になっていた、保護団体のサイトを開いてみると...
いました。運命の子が(笑)↓
他のきょうだいたち3頭のそれぞれの写真と一緒に載ってた、月ちゃん。
他の3頭は、どちらかというとコミカルな雰囲気の、やんちゃっぽい子たち。
↑ 預かりさんのお宅にて、「あまえんぼうです」と言われてた月ちゃん。でも、「一番おとなしくて聞き分けがいい」とも!
中でも、黒と茶のブチの入ったきょうだいは、「こういう子を選んだら、私もお気楽な感じに癒されるかもね。そうそう、本当はきっとこういう子が私にはいいのかも。」と思って、理性でまだ引き取り対象かどうか聞いてしまったほど(笑)。
でも私の直感ははっきりと、最初から月ちゃんを選んでしまっていました。
この見るからにセンサイそうで、賢そうで、なんだか憂いをおびた、でも、強い光を放ってた子。
「やっぱり私はこの子を選ぶんだろうなあ」と思ったのです。
でも、立候補メールを出して3週間、なんのお返事もなかったのです。
それであきらめようかな... としり込みしていた私に、「運命の子なんだからあきらめちゃダメ」とナルトさん。
(名前もナルトさんが決めました。「白いから」(笑)月)。
再度保護団体の方に問い合わせてみたら... 「迷惑メールに入ってました」と預かりのお姉さん。
どきどきしながら聞くと、ブチの子はすでに引き取られていたけれど、月ちゃんはまだ私を待っていたのでした
あの3週間について時々考えると、やっぱり月ちゃんが私の所に来る運命だったんだなあ~とうれしくなる今です。
そしてやってきた、12月13日、引き取りの日。
対馬でノラのお母さんから生まれたという月ちゃんは、海を渡ってお姉さんとやってきました。
本当は、会わないで迎えるなんて、常識的にも、私の性格からしてもあり得ないのですが、ずーっとピンと来る子を探していたのと、月ちゃんの性格などお姉さんから電話で聞いて、「どんな子でもだいじょうぶ」と覚悟を決めたので連れてきてもらいました。
お姉さんのバッグに入ってぷるぷると震えていた月ちゃん。
最初に見た感想は「やせてる」と「気が弱そう~」
それで、怖がらせてはいけないとあまり月ちゃんには構わずに、早速車に乗り、お姉さんと途中でお別れすると...
「ふんふんふんふんふんふん」と何かヘンな鳴き声が
「もしかして、月ちゃんの声犬じゃないみたい」
なんとなく、お互いにおそるおそる距離を取りつつその頃住んでいたマンションに到着。
車を降りる時、ものっすごく怖がった月ちゃん
さらにお散歩を... と連れて行ってみると、これまたすっごい怖がりようで、早々に部屋へ。
そして不安な気持ちで、部屋に入ると...
態度が豹変しました(笑)。
それはもう、ものすごい喜びよう
私が何日も前から楽しみにして準備していた月ちゃん用のケージやブランケット、ベッドなどを、すぐに自分のとわかったらしく、あばれる暴れる(笑)。
そしてすぐに、ナルトさんもとても楽しみにしていたので、アメリカにいたナルトさんとスカイプのビデオ電話。
すでに月ちゃんは、私のお膝に頭を載せていて、今考えると不思議なほど私(とナルトさん)には本当にすぐに慣れました。
そしてその夜...
ひとりで寝られるなら、ひとりで。
一緒に寝たがったら、一緒に寝てあげよう。
と決めていたので、ケージに入ってくつろいでた月ちゃんに知らんぷりをしてベッドにあがると...
「ふんふんふんふんふんふん」とあのヘンな声が(笑)。
これは今になってはもう、「さみしいとき」「悲しいとき」にこういう声を出すことがわかりました。
「じゃあおいで」と誘ってあげたら、足元に丸まってずっとそこで寝ていました
何よりかわいかったのは、朝起きると、一緒に寝ていたのに私が起きたのを見てすごく喜んでいたこと。
月ちゃんきっと、うれしかったんだろうな~、自分だけの家族がやっとできて。
そしてこの話には後日談があって(笑)、なんと、2日目の夜からは、慣れた様子で「スポッ」と掛布団の中に入ってきました(笑)。
↑ アメリカの時の写真ですが...
最初の日は、月ちゃんもやっぱり遠慮してたのね
今もはっきりとよみがえる、4年前の12月13日です。
↑4年前も、かわゆい寝姿
ここから先は、どうぶつ福祉に共感される方に向けて書かせていただいた、あくまで私の個人的な考えです↓
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どうぶつ福祉は私にとって環境と並ぶもうひとつのテーマ。。。と言えるほどのことは全然できていませんが...
私もアメリカ/ヨーロッパが中心でしたがどうぶつ福祉団体にはいたことがあり、いつも気にかけています。
いろんなサポートの仕方はあり、フェイスブックなどでは保護された子にたくさんの「いいね!」やシェアがありますが、実際にわんこを引き取る人となるとまだまだ少ない今の状況。
保護犬を引き取るのにはハードルが高いと感じられるのか、身近に保護団体がいないと感じられるとか、たくさんの要因はあるのでしょう。
ブリーダーさんからの犬の方が、健康面などにおいて「いい犬」というイメージがあるのかも?とは思います。
でも、良心的なブリーダーさんからの子であれば(もちろん悪質なブリーダーは問題外です)、健康問題は全くないかというと、必ずしもそうではないというのは、経験されている方もいらっしゃると思います。
こんなことを今のワタシの立場で言ってもいいものか迷いましたが...
純犬種は特定の遺伝子と見かけがセットになっているからです。
ここからはナルトさんからの説明に基づき私が乱暴にまとめたものですが... DNAは遺伝子の長い鎖。特定の外見を作り出す遺伝子が、時には特定の疾患を作り出す遺伝子のすぐ隣に存在します。この隣りあわせの組み合わせは変わることはないそうで、特定の外見を再現するには、隣の遺伝子もくっついてきてしまう。そして、疾患を作り出す遺伝子は、犬という種(「たね」ではなく「しゅ」です(笑))に限らず、ほとんどの場合劣性です。そうでなければ、究極的にはその種が、いずれ途絶えてしまうことになるからです。ということは、特定の見かけを再現するための純犬種の繁殖では、劣性遺伝子同志が組み合わさってしまうため、その疾患が表に出てきます。例えば違う犬種同志なら、どちらも同じ疾患の劣性遺伝子を持つという確率は少なくなるということです。
犬を本当に愛している私たちの多くは、「特定の外見」というより(大きさはある程度重要要素でしょうが)、性格などが理由で、特定の犬種を希望することが多いですよね。
もちろん、ゴールデンの穏やかさが大好きな、私も含め、です。
でもあいにく、今の状況だと、「犬種」というカテゴリーそのものは、最近いろいろ改善されてきたものの、究極的には「外見」に基づき決定されています。
それを承知で、純犬種を選んでいるのだということは、私たちは意識する必要はあると思います。
これは、個人の選択の問題、というより、この「純犬種とは何か」というカテゴリーそのものに、問題があるのかもしれないな、と私は最近思うようになりました。
これを変えていくのは、ヨーロッパやアメリカなど世界レベルで、犬の「スタンダード」なるものに疑問を投げかけていくしかないのでしょう。
犬という「種」にとっての幸せを、もっと考えていきたい、という風に思います。
そんなこともあって、健康という点では未知数であった月ちゃんを思い切って引き取りました。
まあミックスなら、少なくとも劣性遺伝子の疾患は、両親ともに遺伝的に同じ疾患を持っているのでないかぎり、表には出てこないからです。
それに、「野犬」というのはもちろんよいことではないものの、野生生物をずっと見て来て、「繁殖」ではなく、どうぶつ本来の本能で相手を自由に選んだ結果生まれた子というのは、survival of the fittest ではないけれど、強い生命を持つのかも、と考えてしまいます。
人間世界だって、「匂いで最適な遺伝子を持つ相手を選ぶ」説があるくらいですから(笑)、本当は、どうぶつ達にも相手を自由に選んでもらう方が、その種にとって最適な方へと向かっていくのが自然の法則。
でも人間社会の中で暮らすわんこたちには、なかなかそういう環境は難しく、また前述の「スタンダード」のこともあり、今は繁殖オンリーの世界と言ってもいいのかもしれません。
月ちゃん含め、今の、人工的にいじられすぎてきた世界のわんこたちには、もう「これなら安全」というものはないような気がしています。
だから、もし健康問題を心配して保護犬はちょっと... と思われている方には、あえて、どちらにしても、リスクはあるんだ、ということは意識していただきたいな~と、ひそかに(書いちゃったけど(笑))思います。
よく言われることですが、保護犬の場合は、生まれたて、というのは少ないから、どんな疾患の傾向があるのか、はわかりやすくなっていると思います。
それで、昨日の月ちゃんの記念日に、しろいぬの里さんへ、今回は本当に少額ですがお金を寄付をさせていただきましたので、スタッフブログで報告をしてもらいます。
これが、今年のワタシのお給料(少ない!しろいぬさん、ごめんなさい)、ということで(笑)。
でもサプリメントの価格を抑えることも、わんこ達の健康のためには必要で... 今はまだまだお金を寄付できる余裕はないのです
そこで、無力な私たちに力を貸していただける方へ...
しろいぬさんから、寄付の呼びかけをしてもよいというOKをいただきましたので、ご紹介します。
ご存知なかった方のため、しろいぬの里さんは、関東で活動をされている小さな団体です。
主に保健所からの引きだし、預かり、そして里親探しをされています。
活動の様子は代表さんや預かりさんのブログできちんと確認できますし、収支報告もきちんとなさっています。
これが、しろいぬさんをパフィーズのパートナーと勝手に思わせていただく理由です。
また、So-net でおなじみのまーぶるさんが、ボランティアをなさっているから安心(笑)。
みなさんも、クリスマス・年末に、ぷるぷる震えているわんこにプレゼントをしてみませんか?
http://dog.ap.teacup.com/applet/shiroinunosato/msgcate7/archive
振込先は、以下:
ゆうちょ銀行
記号 10580 番号 43382381
ケンミンシュクシャ シロイヌノサト
*********************
この口座への他の銀行からのお振込み用
店名:058
店番:058
預金種目:普通預金
口座番号:4338238
寄付をしたわんこたちの様子、ブログで見るのも楽しいですよ♪
例えば代表さんのブログ:http://dog.ap.teacup.com/pluskuri/
↑ 4年前のあの日、マンションで暴れて疲れて寝ちゃった月ちゃん。幸せそのものの寝顔です
月ちゃんや他の保護犬のように、幸せをつかむ子が一頭でも多く増えますように。
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ご紹介いただき、有難うございました。
by まーぶる (2013-12-14 17:30)
うちの子記念日!!おめでとうございます
月ちゃんとの出会いは 運命だったのですね しろいぬの里さんの ブログ 拝見しました
月ちゃんのように 素敵な家族が 見つかりますように
by ra35 (2013-12-15 00:15)
月ちゃんとの出会い記念日おめでとうございます!
ほんとに運命だったんですね!!
私もベンジーとの出会いは、出会うべくして・・・と思ってます。
保護犬は、もちろん子犬もいますが、ほとんどのワンコが、性格もよくわかってるし、どういう方に合うのかどういう生活が合ってるのかがある程度わかりますもんね。それに「トライアル」をしてもらって人間も、そして犬の方も「ほんとにここの家族になるのか・・」というのを見極めることができます。不思議な事にホントにピッタリなところに決まるんですよ。
人間側が「このおうちなら間違いない!」と思っても、何度も出戻ってきて、それでも結局「はまり込む」ようにピッタリなところを、犬自身が見つけるんです。
これからも1匹でも多くのワンコがホントに家族を見つけられますように・・・。
by NO NAME (2013-12-15 22:56)
ちゃんと残って待っていてくれたなんて、ホント運命的♪
月ちゃんが幸せになれて嬉しいです♪
by ちびそら (2013-12-16 09:24)
犬は天使♪ 出逢いは宝ですね^^
by jewel (2013-12-16 14:11)
こんばんわ。
月ちゃん、うちの子記念日おめでとうございます。
うちの子も野犬の子・・
親バカだけど、賢さと生命力の強さを
いつも感じてますよー♪
先日アスタミア届きました。
ずっと、これからも愛用します!
by きなこ (2013-12-17 17:47)