どうぶつのためにできること:パブコメ再び 6 & わんわんイベント [ANIMAL WELFARE]
ご訪問、ありがとうございます。
パブコメ臨時記事です。
昨日のイベントに来てくれた、はなちゃん。ワタシかなり一目ぼれしました猟犬として飼われていたのに、怪我で足がなくなり捨てられたところを優しい飼い主さんにレスキューされた子です。
さて、行政に通報などが入る虐待のケースとして多いのが、不適切な多頭飼育。
日本の場合、これについてはまったく制限がありません。
この間の記事で、イギリスにおける虐待の定義について触れましたが、虐待の定義としてわかりやすかったので引用した法律はすでに2006年により洗練されたものに改定されています。
虐待の定義から、"Prevention of harm" (危害の防止)と"Promotion of Welfare" (福祉の促進)という風に分かれました。
「危害」だとみなされる行為は、変形(医療目的以外で痛み感じる組織をいじるような変形)、犬の尾を切ること、毒物などを与えること、闘犬など、の4項目。
「福祉の促進」は、どうぶつの福祉を確実にするための人間に課される義務、インスペクターによる通告、16歳以下のこどもにどうぶつを売る・与える場合、福祉を促進するための規則、の4項目。
上記はもちろんすべての場合にあてはまるのですが、今回話している不適切多頭飼育の場合には、特定の犬種の"スタンダード"というものに合わせるべく、上記にあたるような変形などが行われている場合も多いと考えられます。
さらに、これはみなさんもよくニュースなどで目にすると思いますが、より基本的な部分がまるでなっていないケースも非常におびただしく存在しています。
つまり、例えばこのイギリスの法律で言えば、どうぶつの基本的な「ニーズ」:
そのどうぶつに適した環境へのニーズ、適した食事へのニーズ、通常の行動パターンを示すことができるニーズ、他のどうぶつと一緒にいられる・隔離されるニーズ、痛み・苦しみ・けが・病気から守られるニーズ。 (私の仮訳に基づく要約です、原文はこちら)
これは、よく知られている「5つの自由」(飢え、乾き、栄養不良からの自由、恐怖と絶望からの自由、肉体的なそして温度上の不快感からの自由、痛み、傷害、病気からの自由、正常な行動を示す自由)と内容的には同じものです。
こういう基本的な事項が守られていない場合、例えばイギリスであればどうなるか。
Daily Mail という普段はシンビョウ性に欠けるタブロイド紙の記事ですが... (注:かわいそうなわんこの写真があります)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2004359/Crufts-winning-mother-daughter-plead-guilty-keeping-104-dogs-horrific-conditions.html
104匹ものわんこを劣悪な状態でキープしていた、Crufts という権威ある(とされている)ショーにも参加していたブリーダー、16か月に及ぶ捜査の結果、犬を飼うことを禁止(という処分もあります)まではいかなかったものの、「5頭まで」という制限が付けられました。
もちろん、犬を含めどうぶつ全般を愛する国民の多いイギリス、この記事ではこれを不服そうに報道しています。
せめて、これを参考にしたシステムは導入してもいいのではないでしょうか?
本当に愛情を持ってきちんとした多頭飼育をしている人たちと、無茶苦茶な扱いをしている人たち。
これを見分けることは、そう難しいことではないはずです。
難しいのは、保護犬などを守りたくてシェルター的なことをしているのに、様々な理由で上記のニーズが守られないような場合。
こういう時こそ、行政指導や周りのサポートというソフトな対応で対処していくことで、それ以外はもっとバシッと法律を改正し適用しなければ、難しいのではないかと思います。
とにかく、不適切多頭飼育については基本的なことも守られていない場合が多く、今回の改訂でこれをきちんと規制しなければならないと思います。
昨日のわんわんイベント、お天気にも恵まれ、無事に終了~。
遠くから月ちゃんに会いに&サプリメントをゲットしに来てくださった方もいらっしゃいました、ありがとうございます
お試しサイズを買われた方は、ウェブサイトから分量などを見てくださいね(スパンキーは中型犬で小さじ1、20g程度です)。
何より、出店を誘ってくださったドッグカフェたろはなさん、たくさんお客様を連れてきて説明まで全部してくださった(笑)サプリ愛用犬の飼い主のみなさま。
(姫ちゃんママさんは、ブログでサプリメントの宣伝をしてくださってます。)
ほんとにありがとうございました!
本当に、周りの方に恵まれている私たちです
少ないですが、利益の10%を、被災地のどうぶつ救済本部へ寄付させていただきました。
といっても昨日は計算が間に合わず、主催者のDog's Life Support さんに立て替えていただいております
イベントの記事は後日改めて~。
にほんブログ村
パブコメ臨時記事です。
昨日のイベントに来てくれた、はなちゃん。ワタシかなり一目ぼれしました猟犬として飼われていたのに、怪我で足がなくなり捨てられたところを優しい飼い主さんにレスキューされた子です。
さて、行政に通報などが入る虐待のケースとして多いのが、不適切な多頭飼育。
日本の場合、これについてはまったく制限がありません。
この間の記事で、イギリスにおける虐待の定義について触れましたが、虐待の定義としてわかりやすかったので引用した法律はすでに2006年により洗練されたものに改定されています。
虐待の定義から、"Prevention of harm" (危害の防止)と"Promotion of Welfare" (福祉の促進)という風に分かれました。
「危害」だとみなされる行為は、変形(医療目的以外で痛み感じる組織をいじるような変形)、犬の尾を切ること、毒物などを与えること、闘犬など、の4項目。
「福祉の促進」は、どうぶつの福祉を確実にするための人間に課される義務、インスペクターによる通告、16歳以下のこどもにどうぶつを売る・与える場合、福祉を促進するための規則、の4項目。
上記はもちろんすべての場合にあてはまるのですが、今回話している不適切多頭飼育の場合には、特定の犬種の"スタンダード"というものに合わせるべく、上記にあたるような変形などが行われている場合も多いと考えられます。
さらに、これはみなさんもよくニュースなどで目にすると思いますが、より基本的な部分がまるでなっていないケースも非常におびただしく存在しています。
つまり、例えばこのイギリスの法律で言えば、どうぶつの基本的な「ニーズ」:
そのどうぶつに適した環境へのニーズ、適した食事へのニーズ、通常の行動パターンを示すことができるニーズ、他のどうぶつと一緒にいられる・隔離されるニーズ、痛み・苦しみ・けが・病気から守られるニーズ。 (私の仮訳に基づく要約です、原文はこちら)
これは、よく知られている「5つの自由」(飢え、乾き、栄養不良からの自由、恐怖と絶望からの自由、肉体的なそして温度上の不快感からの自由、痛み、傷害、病気からの自由、正常な行動を示す自由)と内容的には同じものです。
こういう基本的な事項が守られていない場合、例えばイギリスであればどうなるか。
Daily Mail という普段はシンビョウ性に欠けるタブロイド紙の記事ですが... (注:かわいそうなわんこの写真があります)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2004359/Crufts-winning-mother-daughter-plead-guilty-keeping-104-dogs-horrific-conditions.html
104匹ものわんこを劣悪な状態でキープしていた、Crufts という権威ある(とされている)ショーにも参加していたブリーダー、16か月に及ぶ捜査の結果、犬を飼うことを禁止(という処分もあります)まではいかなかったものの、「5頭まで」という制限が付けられました。
もちろん、犬を含めどうぶつ全般を愛する国民の多いイギリス、この記事ではこれを不服そうに報道しています。
せめて、これを参考にしたシステムは導入してもいいのではないでしょうか?
本当に愛情を持ってきちんとした多頭飼育をしている人たちと、無茶苦茶な扱いをしている人たち。
これを見分けることは、そう難しいことではないはずです。
難しいのは、保護犬などを守りたくてシェルター的なことをしているのに、様々な理由で上記のニーズが守られないような場合。
こういう時こそ、行政指導や周りのサポートというソフトな対応で対処していくことで、それ以外はもっとバシッと法律を改正し適用しなければ、難しいのではないかと思います。
とにかく、不適切多頭飼育については基本的なことも守られていない場合が多く、今回の改訂でこれをきちんと規制しなければならないと思います。
昨日のわんわんイベント、お天気にも恵まれ、無事に終了~。
遠くから月ちゃんに会いに&サプリメントをゲットしに来てくださった方もいらっしゃいました、ありがとうございます
お試しサイズを買われた方は、ウェブサイトから分量などを見てくださいね(スパンキーは中型犬で小さじ1、20g程度です)。
何より、出店を誘ってくださったドッグカフェたろはなさん、たくさんお客様を連れてきて説明まで全部してくださった(笑)サプリ愛用犬の飼い主のみなさま。
(姫ちゃんママさんは、ブログでサプリメントの宣伝をしてくださってます。)
ほんとにありがとうございました!
本当に、周りの方に恵まれている私たちです
少ないですが、利益の10%を、被災地のどうぶつ救済本部へ寄付させていただきました。
といっても昨日は計算が間に合わず、主催者のDog's Life Support さんに立て替えていただいております
イベントの記事は後日改めて~。
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わんわんイベント、お疲れさまでした^^
利益の10%寄付・・・素晴らしいです。
ワンコさんの環境が少しでも良くなるように・・・
そう祈ります。
by 名犬ゴン太・・・の兄 (2011-11-28 22:44)
昨日はお疲れ様でした~! 月ちゃんも初めての看板犬♪ かーなり疲れたでしょうね~(*≧∀≦)
大した宣伝は出来ませんでしたが^_^; それでもサプリに興味を持ってくれた方も大勢いてホントに嬉しい限りです~♪
昨日 ご相談した姫の「フケ」の件ですが、やはり一時的なもののようです! 今日はもうほとんど出ていませんっ。
バウンシーで新陳代謝が活発になったんでしょうねw
おそるべし!バウンシー♪♪ ホントにびっくりです~(^O^)
ナルトさんにもよろしくお伝えくださいね!
by 姫ママ (2011-11-28 23:26)
おおーU^ェ^U
羽菜ちゃんがでっかく写っていますね
後ろに控えているのはゴルミックスのクマン隊長とお尻で可愛さアピールのウランちゃん(#^.^#)
イベントお疲れ様でした!
朝早くから大変だったでしょう
でも、とても楽しいイベントでしたよね
私達は幸せです、楽しいイベントにパートナーと参加できて、、
その分何かしなくては
と、思う日々です。
by ジラママ (2011-11-29 13:22)
先日は、お疲れ様でした。
月ちゃん、月ちゃんママさん、ナルトさんにお会いできて嬉しかったです。
そして、ブログに来て、ビックリ!!!
羽菜が、1番に月ちゃんブログに登場しているなんてぇ~
それも、これ、ナルトさんが写してくださったものですね。
いやぁ~~~綺麗に、可愛く、羽菜の奥ゆかしさが出ています。
なんだか、なにか、言いたげな?表情していますね。
羽菜に、一目惚れしてくださって、とても嬉しいです、ありがとう。
後ろに、ちゃんとチーム・クマンの隊長も、うーちゃんも出演しているところが、
またまた、ナルトさんの優しい配慮ですね~(友情出演かっ!)
そして、クマンたちの相談にのってくださってありがとうございました。
あれも言いたい、これも聞いてもらいたいと、思いながらも
全然、話せてなかったような気がします。(滝汗)
絶食も今後の視野に置いて、飲ませてみます。
何かあったら、またご相談させてくださいね。
私的には、可愛いビビリーヌな生・月ちゃんに逢えた事が、
一番の収穫でした。(オイオイ、バウンシーにスパンキーやろ~)
また、お会いしましょうね、必ずね。
皆様、お疲れ様でした。
by クマンのママ (2011-11-29 15:56)
イベントお疲れ様でした。
全てのワンコが幸せになれますように・・・。
多くの方が願っていることと思いますが、
実際に行動に移されてる方々には本当にアタマが下がる思いで
いっぱいです。
先日、大阪のARKに見学に行ってきました。
日本の捨て犬の悲惨な状況を見かねて
イギリス人のエリザベス・オリバーさんが立ち上がってくださったこと。
心に沁みました。
by ten (2011-11-30 00:28)
ゴン太くんのお兄さん
わんわんイベント、楽しかったです♪
本当はもっとたくさんすべきところですが、私たちは利益と連動した寄付と決めています。
保護団体にとって、安定した対等なパートナーであるためには、単発寄付(すぐカットされますよね)ではなく利益連動。。。
でもまだまだ少なすぎるのが悩みです。
by パフィーのおくすり (2011-12-01 07:11)
姫ちゃんママさん
いろいろとありがとうございました~♡
姫ちゃんも、いろいろ疲れたでしょうね、きっと。
フケの件、おさまってよかった(ホッ)。
なんとなく毛穴から老廃物が出ている感じでしたもんね、よかったよかった。
恐るべしなのは私も同じ気持ちです、別の意味で(笑)。
毎回ビックリさせられることばかり~。
by パフィーのおくすり (2011-12-01 07:14)
ジラママさん
みなさんのフリーマーケットすごい売上でしたね~!
ジラくん、姫ちゃん、ペーターくん、つなくんと、看板犬も大勢で。
愛想のいい子ばかりで繁盛したのでしょう。
寒くなってきて被災地の方たちやどうぶつたちはどうしているか、毎日お天気をチェックしてしまいます。
なかなかみんながハッピーになる日って遠いですよね...。
でもがんばりましょうね。
by パフィーのおくすり (2011-12-01 07:20)
クマンのママさん
先日は、遠いところからわざわざ月ちゃんに会いに来てくださって、ありがとうございました!
ビビリーヌってかわいいですね、私も使っちゃおうっと♪
それにしても、クマンちゃん、うーちゃん、羽菜ちゃんとそれぞれ個性的なこと!
みんな幸せいっぱいで、いいお顔してました。
そういう子たちを見るのが、幸せです、おすそ分けありがとうございます。
また会いに来てくださいね~。
ご質問は、info@puffyslife.com へどうぞ。
by パフィーのおくすり (2011-12-01 07:22)
ten さん
現場でいろいろな苦労をされている方々には、本当に頭が下がりますね。
身を粉にして助けようとしている中、一方では粗末に扱われている子、捨てられる子、虐待される子が絶えないという今の状況、絶対になんとかしないといけません。
ARKさんは、日本人の意識を変えてくれた団体の一つですね。
by パフィーのおくすり (2011-12-01 07:25)