病気のわんこをお家でどうケアするか [Natural care]
ご訪問、ありがとうございます。
さて、記憶のうすれないうちに。
ただ今回は、お食事中には向かないエピソードです
先日、生まれて初めての(多分)点滴をした月ちゃん。
なにしろ、そこまで具合の悪くなったこと自体、初めての健康体。
獣医さんには日ごろから全然お世話になっていないので、夏の血液検査の時もナルトさんが行ってたから、病気で行くのは先代犬パフィー以来のこと。
前回書いた通り、その前日、小雨が降って寒かったこともあるのだと思います。
その日は...
福岡市の西に位置する、糸島という半島、今や九州の湘南と呼ばれる人気の移住地域におりまして。
ビーチ沿いにあるLOHAS なカフェ、Mobile Kitchen HINODE さん主催のフリーマーケットに参加したパフィーズ。
写真は、こちらのリンクにあります。
もちろん月ちゃんも、マーケティング・ディレクターとして出勤。
お客様や小売店さん(唐津の Too-Ticki さん)も遠くから来てくださったりと、楽しい一日。
ただその日、とっても寒くて途中から雨が降り出しました。
その夜は、ご飯を「いらない」と言って夜寝る前に嘔吐のあった月ちゃん。
何も入っていなかったので、黄色い液体でした。
嘔吐は、月ちゃんの場合は数えるほどしかありませんが、わんこにはよくあること。
私も前日から喉が痛かったので、その日と翌日は月ちゃんと比較的(できるだけ)ゆっくりにしていました。
調子の悪い時は、流動食か絶食でアスタミアかバウンシー、と決めているので、今回も(嘔吐の場合はアスタミアがベター)。
月ちゃんは食欲のない時においの強いものでないと食べないので、ラムの骨でコトコト煮たスープに、アスタミアを混ぜました。
これをもりもりと飲んで、翌日火曜日は夜中にちょっぴり下痢をしていたので、完全絶食+バウンシー(お水は月ちゃんに任せました)。
それで、嘔吐・下痢ともに治まっていた月ちゃん。
そして水曜日、再び完全絶食。
日中は嘔吐・下痢ともになく、安心していたのですが、夜にお水をたくさん飲んで、吐き戻し。
食欲もなかったしな... と心配していると、木曜日の朝、ちょっぴり血便の混じった下痢がありました。
すぐに獣医さんへ。
獣医さんは、とっても苦手な月ちゃん。
逆にストレスなので不必要には絶対に連れて行かないのですが、血便というのは深刻な場合もあるので、行って来ました。
診察台に「乗らない!」とがんこな月ちゃんに、先生は最初、「カラーをつけましょう」とエリカらを(しかしエリザベス女王もこんな風に名前が使われるとはお思いにならなかったでしょうね)。
問診と、血液検査の結果は、「ウイルスも寄生虫もいない」。
また、心配していた脱水もないし、見た目もかなり元気、ということ。
深刻な病気であればもっとぐったりしているという先生の言葉を聞いて、やっと一息つきました。
ところが。
「膵炎の可能性もあるので、その検査をしますか?半日かかります」と言われ、「お願いします」と即答。
そして、脱水が少しはあるようだし、ずっと食べていないし、体液と似た成分の点滴と吐き気止めの注射を、という先生のアドバイス、素直に従いました。
先生:「うーん、でも膵炎でも、この子は、入院とかは無理ですね。」
私:「そうなんです。避妊手術の時も、アメリカでしたが入院は無理と言われてその日に引き取りに行きました。点滴の間、そばにいてもいいですか?」
先生:「そのほうがいいかもしれませんね。」
先生は、月ちゃんをわかっていくれているな~、と感じ、とても心強かったです。
ところが、心配していた注射や点滴の初めも(その間私は外で待ってました)、呼ばれて入ってみると「大丈夫でしたよ~」と先生も苦笑い。
さすが、ここぞという時には観念しておりこうさんになる癖は、小さな頃から変わっていない月ちゃんでした。
カリフォルニア時代も...
わんこの預かりのテストをした時にしっかりやってくれた月ちゃんを想い出しました(その話はこちらです)。
大きな点滴の袋が空になるまでそばにいさせてもらい、帰りも近くの駐車場までゆっくり歩き...
私自身の気分に落ち着きがないことに気づいたので、途中、いつもコーヒーを飲ませてもらっている場所でお散歩したがる月ちゃんと短い休憩。
「もしかしたら膵炎という可能性もある」と思い、「これから私が精神的に落ち着かなくては」と思ったのでしょうね。
この時間は、短くても大切な時間でした。
家に戻り、心配していたナルトさんと電話で話した後は、メールだけ少しチェックして最低限の仕事は片付け、私も調子が悪かったけれどじっとしていられず、無心になって家と庭の掃除をしました。
月ちゃんにとって居心地のいい空間を、と思いながら掃除をし、普段は週一のハウスキーパーさんに任せっぱなしの場所も自分でやっていると、なんだかすっきり。
そして待ちに待った検査の結果を知らせる電話がかかってきました。
「膵炎ではありませんでした。」
ほーっ。
そして、ここがまたすごいなと思ったのですが、なんでもない会話に先生は付き合ってくださいました。
つまり、意味はないのだけど、私を落ち着かせるために、しばし「月ちゃんを引き取ったのはいつ?」とか、「癌ではないと思うんですよね」とか、そういうことを話してくれたことです。
こういうの、大切ですね。
普段から内臓系は特に意識してケアをしているもあり、たぶん違うだろうと思いましたが、何しろ未知数はある保護犬ですから、覚悟もしてました。
でもやっぱり私は保護犬に居場所を提供することに決めるだろうと、電話を待っている間にも思いました。
これ、ほんとです。
とにかく、病院から出された整腸剤だけを念のために 2回使わせてもらい、月ちゃんは今、すこぶる元気。
食欲ももりもりです。
下痢止めもおとなしく(笑)処方してもらいましたが、使いませんでした。
ナルトさんにも相談しましたが、月ちゃんに体力があったことはありますが、「下痢を止めてしまったら良くなっているのかどうかわからない」と結論を出しました。
体は、サインを出してくれている、ということの例ですね。
そして、「どうホームケアをするか」。
病院から帰ってからは、少しずつ食べものをあげるようにしました。
まずは、月ちゃんの好きなチキンのミンチを大匙1杯分程度を葛湯に混ぜ、そこに卵1個を落としました。
白身は煮て、黄身はやや半熟。
そしてアスタミアを1杯の半分。
この時ほどアスタミアの便利さを感じたことはないかも。
22種類のスーパーフードが入っているのですから、私が下手にいろいろ工夫するより、心強いし。
胃腸を整えるハーブが入っているので、とにかくこういう時にはパーフェクトです。
これを、2度に分けたのが、その日の夕食でした。
2回とも完食だった月ちゃん。
「もっと欲しいよ~」となってましたが、そこは我慢。
その日は便もなく、次の日はもういつも通りだった月ちゃん。
朝は昨日とほぼ同じメニューにし、日中様子を見ましたが、まったく普通通りで日課の日向ぼっこも実行。
お散歩も、「もっと行きたい」となってましたがほんとに軽く済ませ、便はまたなし。
というわけで、嘔吐・下痢は完全に治まったと判断し、消化のいいメニューで分量を通常の2/3 にしたものをあげました。
天然のブリの身と、納豆、大根おろし、アスタミアのフィッシュボール。
ブリは煮て骨を外したもの。
アスタミアの緑が、「善玉菌の住処」を象徴してるように思えた私(笑)。
ナルトさん、素敵なものを作ってくれて、ありがとう(笑)♡
そしてそれを可能にしてくれたお客様、ありがとうございます!
いまさらですが。
そして今日は、もう全然普通の便が出ました!
ということで、祝・全快!
回復の速さは、月ちゃんのもともと持っている自然治癒力でしょう。
でもそこに、「普段のケア」に自信を持っていた自分に気づいたのもまた、本当。
そして、私の場合、ケアの仕方に迷いが少ないというメリットもあって、精神が落ち着いていたことも、よかっただろうと思います。
いつも書いていますが、わんこというのは言葉を使わないだけに、「空気」や「雰囲気」を敏感に察知し、吸い取る存在(英語では emotional sponge とも言われています)。
病気のわんこをケアするポイント、いろいろありますが、まずは一番大切なのは、飼い主さんが落ち着くこと、かもしれないな~と、気功を勉強しだしてますますそう思います。
そして、その落着きというのが、「自分の選択に自信を持つこと」という要素が大きく絡んでくるかな?とも。
パフィーズの社内方針なるものを作っていますが、その一つは、「飼い主さんの empowerment (勇気づけ)」。
氾濫する情報、たくさんいろいろ種類のあるサプリメント、そうしたものから飼い主さんを解放し、わんことの絆から来る力をもっと発揮できるように。
だから、パフィーズのサプリメントは今二つだけなんです(Bouncy for cats を除くと)。
迷わなくて済む、ということのメリットを、私たちは軽視しすぎていると思うのです。
二つしかない、でもこの二つで、お家でのホームケアは、工夫しながら十分できる。
それ以上のことは、獣医さんとの連携。
そこにまた、悩みや迷いはあると思います。
でも少なくとも、病気のわんこのそばであれこれストレスを感じながらインターネットで氾濫する情報と格闘する時間を、わんこに向き合い優しいエナジーを送ってあげることに使うことは、できるのです。
Body & Soul です。わんこに必要なのは、完全な栄養計算よりも、バランスの取れた環境ではないかと、私はますますそう思います。
だから、自分の選択に自信を持てるよう、月ちゃんとじっくり向き合えるよう、普段から自分の精神を鍛えることは、大切にしています。
本当はイギリス時代からずっと Yoga をやっていたのですが、月ちゃんや家族の病気に備えて気功にスイッチしました。
そして今回、とうとう初めて月ちゃんに「気」を入れてあげる必要が出てできました。
ちょうどレッスンの日と重なっていたので、本来なら延期にしてもらうところでしたが、月ちゃんも落ち着いていたので先生に相談し、「気」の入れ方を教えてもらいに行ってきました。
一番のポイントは、自分の「気」を充実させることができていること。
うーん、やっぱり、自分のココロと体の管理が、わんこのケアには大切なんだなと、ここでも思いました。
そして「気」を入れてあげている間の月ちゃんは、穏やかな顔をしていました。
そのうち、Reiki もやってみたいと思っているワタシです。
とは言え、1日24時間と限られているのは皆おなじ。
私も、言うほどのことは実行できていない証拠に、仕事も押していたこともあり、この間はあまり自分のケアはできていませんでした。
お昼もつい、自分一人だと思うと冷凍庫のあまりものをオーブンで温めたものに。
悩みはつきませんね。
でもそれが、人生なのかなあと、いつ買ったのかわからなかった冷凍庫のパンをほおばりながら(笑)、ぼんやり思いました。
月ちゃんと、おそろいのお皿で。
そしてこの日は、月ちゃんもスーパードッグではなくて、普通に調子を崩すこともあるんだな、そういう年齢に達したんだな、というちょっぴり悲しい記念日にもなりました。
先代犬パフィーが12歳に達してから、ハラハラしながら過ごした日々を思い出し、パフィーズの出発についても想いを馳せた日となりました。
さてさて、毎年恒例のパフィーズカレンダー、今年はもろもろの理由で本業に専念するためにお休みしております(詳しくはスタッフブログをどうぞ)。
が、やっぱり保護犬を応援したい方のために、ご用意しました!
上質な紙を使った、パフィーズオリジナルの、一筆箋。
縦のものが多いですが、今の時代横書きに慣れている方も多いし、使いやすいように横書きです。
スタッフのアイデアですが、ちょっとしたメッセージに、一筆箋て、私は意外と使います。
人に書類とか何かをお送りする時、何もないでは味気ないので。
Every dog has a story to tell. すべての犬に、ストーリーがある。
Don't buy. Adopt. 犬(や猫)を買うのではなく、里子を迎えてください。
というメッセ―ジです。
環境配慮紙を使っているので、環境保護にも貢献できる、一石二鳥のグッズです。
利益はすべて、福祉団体へ寄付しますし、パフィーズで送料を負担です。
詳しくは、またここで。
実際にお買い上げいただいた方からは、「紙がすごく上等ですね」と!
みなさま、よかったら、保護犬応援に参加してみてくださいね。
犬のオーガニックサプリメント
にほんブログ村
さて、記憶のうすれないうちに。
ただ今回は、お食事中には向かないエピソードです
先日、生まれて初めての(多分)点滴をした月ちゃん。
なにしろ、そこまで具合の悪くなったこと自体、初めての健康体。
獣医さんには日ごろから全然お世話になっていないので、夏の血液検査の時もナルトさんが行ってたから、病気で行くのは先代犬パフィー以来のこと。
前回書いた通り、その前日、小雨が降って寒かったこともあるのだと思います。
その日は...
福岡市の西に位置する、糸島という半島、今や九州の湘南と呼ばれる人気の移住地域におりまして。
ビーチ沿いにあるLOHAS なカフェ、Mobile Kitchen HINODE さん主催のフリーマーケットに参加したパフィーズ。
写真は、こちらのリンクにあります。
もちろん月ちゃんも、マーケティング・ディレクターとして出勤。
お客様や小売店さん(唐津の Too-Ticki さん)も遠くから来てくださったりと、楽しい一日。
ただその日、とっても寒くて途中から雨が降り出しました。
その夜は、ご飯を「いらない」と言って夜寝る前に嘔吐のあった月ちゃん。
何も入っていなかったので、黄色い液体でした。
嘔吐は、月ちゃんの場合は数えるほどしかありませんが、わんこにはよくあること。
私も前日から喉が痛かったので、その日と翌日は月ちゃんと比較的(できるだけ)ゆっくりにしていました。
調子の悪い時は、流動食か絶食でアスタミアかバウンシー、と決めているので、今回も(嘔吐の場合はアスタミアがベター)。
月ちゃんは食欲のない時においの強いものでないと食べないので、ラムの骨でコトコト煮たスープに、アスタミアを混ぜました。
これをもりもりと飲んで、翌日火曜日は夜中にちょっぴり下痢をしていたので、完全絶食+バウンシー(お水は月ちゃんに任せました)。
それで、嘔吐・下痢ともに治まっていた月ちゃん。
そして水曜日、再び完全絶食。
日中は嘔吐・下痢ともになく、安心していたのですが、夜にお水をたくさん飲んで、吐き戻し。
食欲もなかったしな... と心配していると、木曜日の朝、ちょっぴり血便の混じった下痢がありました。
すぐに獣医さんへ。
獣医さんは、とっても苦手な月ちゃん。
逆にストレスなので不必要には絶対に連れて行かないのですが、血便というのは深刻な場合もあるので、行って来ました。
診察台に「乗らない!」とがんこな月ちゃんに、先生は最初、「カラーをつけましょう」とエリカらを(しかしエリザベス女王もこんな風に名前が使われるとはお思いにならなかったでしょうね)。
問診と、血液検査の結果は、「ウイルスも寄生虫もいない」。
また、心配していた脱水もないし、見た目もかなり元気、ということ。
深刻な病気であればもっとぐったりしているという先生の言葉を聞いて、やっと一息つきました。
ところが。
「膵炎の可能性もあるので、その検査をしますか?半日かかります」と言われ、「お願いします」と即答。
そして、脱水が少しはあるようだし、ずっと食べていないし、体液と似た成分の点滴と吐き気止めの注射を、という先生のアドバイス、素直に従いました。
先生:「うーん、でも膵炎でも、この子は、入院とかは無理ですね。」
私:「そうなんです。避妊手術の時も、アメリカでしたが入院は無理と言われてその日に引き取りに行きました。点滴の間、そばにいてもいいですか?」
先生:「そのほうがいいかもしれませんね。」
先生は、月ちゃんをわかっていくれているな~、と感じ、とても心強かったです。
ところが、心配していた注射や点滴の初めも(その間私は外で待ってました)、呼ばれて入ってみると「大丈夫でしたよ~」と先生も苦笑い。
さすが、ここぞという時には観念しておりこうさんになる癖は、小さな頃から変わっていない月ちゃんでした。
カリフォルニア時代も...
わんこの預かりのテストをした時にしっかりやってくれた月ちゃんを想い出しました(その話はこちらです)。
大きな点滴の袋が空になるまでそばにいさせてもらい、帰りも近くの駐車場までゆっくり歩き...
私自身の気分に落ち着きがないことに気づいたので、途中、いつもコーヒーを飲ませてもらっている場所でお散歩したがる月ちゃんと短い休憩。
「もしかしたら膵炎という可能性もある」と思い、「これから私が精神的に落ち着かなくては」と思ったのでしょうね。
この時間は、短くても大切な時間でした。
家に戻り、心配していたナルトさんと電話で話した後は、メールだけ少しチェックして最低限の仕事は片付け、私も調子が悪かったけれどじっとしていられず、無心になって家と庭の掃除をしました。
月ちゃんにとって居心地のいい空間を、と思いながら掃除をし、普段は週一のハウスキーパーさんに任せっぱなしの場所も自分でやっていると、なんだかすっきり。
そして待ちに待った検査の結果を知らせる電話がかかってきました。
「膵炎ではありませんでした。」
ほーっ。
そして、ここがまたすごいなと思ったのですが、なんでもない会話に先生は付き合ってくださいました。
つまり、意味はないのだけど、私を落ち着かせるために、しばし「月ちゃんを引き取ったのはいつ?」とか、「癌ではないと思うんですよね」とか、そういうことを話してくれたことです。
こういうの、大切ですね。
普段から内臓系は特に意識してケアをしているもあり、たぶん違うだろうと思いましたが、何しろ未知数はある保護犬ですから、覚悟もしてました。
でもやっぱり私は保護犬に居場所を提供することに決めるだろうと、電話を待っている間にも思いました。
これ、ほんとです。
とにかく、病院から出された整腸剤だけを念のために 2回使わせてもらい、月ちゃんは今、すこぶる元気。
食欲ももりもりです。
下痢止めもおとなしく(笑)処方してもらいましたが、使いませんでした。
ナルトさんにも相談しましたが、月ちゃんに体力があったことはありますが、「下痢を止めてしまったら良くなっているのかどうかわからない」と結論を出しました。
体は、サインを出してくれている、ということの例ですね。
そして、「どうホームケアをするか」。
病院から帰ってからは、少しずつ食べものをあげるようにしました。
まずは、月ちゃんの好きなチキンのミンチを大匙1杯分程度を葛湯に混ぜ、そこに卵1個を落としました。
白身は煮て、黄身はやや半熟。
そしてアスタミアを1杯の半分。
この時ほどアスタミアの便利さを感じたことはないかも。
22種類のスーパーフードが入っているのですから、私が下手にいろいろ工夫するより、心強いし。
胃腸を整えるハーブが入っているので、とにかくこういう時にはパーフェクトです。
これを、2度に分けたのが、その日の夕食でした。
2回とも完食だった月ちゃん。
「もっと欲しいよ~」となってましたが、そこは我慢。
その日は便もなく、次の日はもういつも通りだった月ちゃん。
朝は昨日とほぼ同じメニューにし、日中様子を見ましたが、まったく普通通りで日課の日向ぼっこも実行。
お散歩も、「もっと行きたい」となってましたがほんとに軽く済ませ、便はまたなし。
というわけで、嘔吐・下痢は完全に治まったと判断し、消化のいいメニューで分量を通常の2/3 にしたものをあげました。
天然のブリの身と、納豆、大根おろし、アスタミアのフィッシュボール。
ブリは煮て骨を外したもの。
アスタミアの緑が、「善玉菌の住処」を象徴してるように思えた私(笑)。
ナルトさん、素敵なものを作ってくれて、ありがとう(笑)♡
そしてそれを可能にしてくれたお客様、ありがとうございます!
いまさらですが。
そして今日は、もう全然普通の便が出ました!
ということで、祝・全快!
回復の速さは、月ちゃんのもともと持っている自然治癒力でしょう。
でもそこに、「普段のケア」に自信を持っていた自分に気づいたのもまた、本当。
そして、私の場合、ケアの仕方に迷いが少ないというメリットもあって、精神が落ち着いていたことも、よかっただろうと思います。
いつも書いていますが、わんこというのは言葉を使わないだけに、「空気」や「雰囲気」を敏感に察知し、吸い取る存在(英語では emotional sponge とも言われています)。
病気のわんこをケアするポイント、いろいろありますが、まずは一番大切なのは、飼い主さんが落ち着くこと、かもしれないな~と、気功を勉強しだしてますますそう思います。
そして、その落着きというのが、「自分の選択に自信を持つこと」という要素が大きく絡んでくるかな?とも。
パフィーズの社内方針なるものを作っていますが、その一つは、「飼い主さんの empowerment (勇気づけ)」。
氾濫する情報、たくさんいろいろ種類のあるサプリメント、そうしたものから飼い主さんを解放し、わんことの絆から来る力をもっと発揮できるように。
だから、パフィーズのサプリメントは今二つだけなんです(Bouncy for cats を除くと)。
迷わなくて済む、ということのメリットを、私たちは軽視しすぎていると思うのです。
二つしかない、でもこの二つで、お家でのホームケアは、工夫しながら十分できる。
それ以上のことは、獣医さんとの連携。
そこにまた、悩みや迷いはあると思います。
でも少なくとも、病気のわんこのそばであれこれストレスを感じながらインターネットで氾濫する情報と格闘する時間を、わんこに向き合い優しいエナジーを送ってあげることに使うことは、できるのです。
Body & Soul です。わんこに必要なのは、完全な栄養計算よりも、バランスの取れた環境ではないかと、私はますますそう思います。
だから、自分の選択に自信を持てるよう、月ちゃんとじっくり向き合えるよう、普段から自分の精神を鍛えることは、大切にしています。
本当はイギリス時代からずっと Yoga をやっていたのですが、月ちゃんや家族の病気に備えて気功にスイッチしました。
そして今回、とうとう初めて月ちゃんに「気」を入れてあげる必要が出てできました。
ちょうどレッスンの日と重なっていたので、本来なら延期にしてもらうところでしたが、月ちゃんも落ち着いていたので先生に相談し、「気」の入れ方を教えてもらいに行ってきました。
一番のポイントは、自分の「気」を充実させることができていること。
うーん、やっぱり、自分のココロと体の管理が、わんこのケアには大切なんだなと、ここでも思いました。
そして「気」を入れてあげている間の月ちゃんは、穏やかな顔をしていました。
そのうち、Reiki もやってみたいと思っているワタシです。
とは言え、1日24時間と限られているのは皆おなじ。
私も、言うほどのことは実行できていない証拠に、仕事も押していたこともあり、この間はあまり自分のケアはできていませんでした。
お昼もつい、自分一人だと思うと冷凍庫のあまりものをオーブンで温めたものに。
悩みはつきませんね。
でもそれが、人生なのかなあと、いつ買ったのかわからなかった冷凍庫のパンをほおばりながら(笑)、ぼんやり思いました。
月ちゃんと、おそろいのお皿で。
そしてこの日は、月ちゃんもスーパードッグではなくて、普通に調子を崩すこともあるんだな、そういう年齢に達したんだな、というちょっぴり悲しい記念日にもなりました。
先代犬パフィーが12歳に達してから、ハラハラしながら過ごした日々を思い出し、パフィーズの出発についても想いを馳せた日となりました。
さてさて、毎年恒例のパフィーズカレンダー、今年はもろもろの理由で本業に専念するためにお休みしております(詳しくはスタッフブログをどうぞ)。
が、やっぱり保護犬を応援したい方のために、ご用意しました!
上質な紙を使った、パフィーズオリジナルの、一筆箋。
縦のものが多いですが、今の時代横書きに慣れている方も多いし、使いやすいように横書きです。
スタッフのアイデアですが、ちょっとしたメッセージに、一筆箋て、私は意外と使います。
人に書類とか何かをお送りする時、何もないでは味気ないので。
Every dog has a story to tell. すべての犬に、ストーリーがある。
Don't buy. Adopt. 犬(や猫)を買うのではなく、里子を迎えてください。
というメッセ―ジです。
環境配慮紙を使っているので、環境保護にも貢献できる、一石二鳥のグッズです。
利益はすべて、福祉団体へ寄付しますし、パフィーズで送料を負担です。
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犬のオーガニックサプリメント
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月ちゃんとにかくよかったですね。病院はストレスになる子がほとんどですよね。出来れば自宅でって思いますね。
カレンダー応援させてください。サイトから購入しますね!
by みぃにゃん (2015-11-07 18:23)
月ちゃん全快よかったですね!
私ならオロオロしてたことでしょう。
やはりある程度の知識は必要ですよね。
あと普段のケアも。
一筆箋楽しみです
by なつママ (2015-11-07 20:35)
月ちゃん、元気になて良かったです^^
やはり普段からパーフェクトにお世話しているMariさんとなるとさんだからこそですね(^.^)
by ニッキー (2015-11-07 21:03)
こんにちは ご訪問・nice! ありがとうございます。☆
by ゆうのすけ (2015-11-07 22:18)
月ちゃん、元気になられてよかったですね♪
Mariさんもお疲れ様でした!
Doggy Lama Pet Care のブログ、拝見させていただきました。
我が国の道のりは遠いなぁ~と痛感しました。
でも、千里の道も一歩から・・・ですね^^
by marilyn (2015-11-08 00:17)
おはようございます(^_^)
月ちゃん、回復して何よりです。よい獣医さんが
いらっしゃって心強いですね。
by pooh (2015-11-08 08:40)
月ちゃん、元気になって良かったです。
うちはゴン太さんは健康優良児なのですが、エリックは色々やってます・・・(汗
by 名犬ゴン太の兄 (2015-11-08 10:15)
もの言えぬワンちゃんですから
私もCoCoが病気になったらと思うと
他人事とは思えませんね~
月ちゃんの全快を嬉しく思います(^^
by makkun (2015-11-08 11:00)
月ちゃん、元気になりましたね。良かったです^^
体の中は見ることが出来ません。
推し量る思いは難しいものですね^^
by ぼっこ (2015-11-08 17:37)
月ちゃん元気になってよかったですね
ワンコもにゃんこも言葉で伝えてくれないので
余計に心配になりますね
by かのりん (2015-11-08 23:56)
月ちゃん元気が戻って良かったです。(^^)v
by YellowDog (2015-11-10 09:31)
☆ みぃにゃんさん
ほんとですね。たまに病院が大好きなわんこ(にゃんこも?!)いますが、ほんとに不思議です。でもできればホームケアが一番ですね。
チャリティーグッズ、早速のご購入ありがとうございました!
いつも保護活動の応援を応援していただき(笑)とても感謝しています。
☆ なつママさん
いえいえ、嘔吐・下痢は、発作などに比べるとまだ落ち着いていられるから、病気と上手につきあってるなっちゃん家はすごいです。
一筆箋、たくさん購入いただいたんですね。ありがとうございます♡
「晴れの日発送」をしているから、少し遅れるようです。お待ちくださいね。
☆ ニッキーさん
ありがとうございます。でもパーフェクトなんてとんでもないです!
本当は、たぶん私が忙しくて普段のケアが行き届いていなかったのと、自分のストレスが伝染したのかも、と思います。
☆ゆうのすけさん
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます♪
☆ marilyn さん
早速見ていただいたのですね~。ほんとに素敵なところでした。
あのお家、私が住みたかったくらい。
日本でもああいうのができるといいですね~!
☆ pooh さん
いつもありがとうございます。
獣医さんにほとんど行かないため、月ちゃんとの相性もあまりわからず行ったのですが、先生がよい方で安心しました。
☆ ゴン太くんのお兄さん
そうですね、エリックくんは小さいですしね。ご心配ですね。
でもしっかりケアされているみたいだし、お散歩もいっぱいだし、幸せ=健康度アップですよ!
ゴン太くんは丈夫なのですね。よかったです。
☆ makkun さん
ありがとうございます。
言葉がしゃべれないだけに、具合がわからず難しいですね。
病気にならないようにケア、を心がけてはいたのですが油断しました。
☆ ぼっこさん
いつもありがとうございます。
そうなのです~。体の中を常にモニタリングできたら、という気がしないでもありませんが、それはそれで心配に輪をかける気がしますね(笑)。
☆ かのりんさん
ありがとうございます。
ほんとですね。にゃんこの場合特に、とっても我慢強いといろんな本に書いてありますね。
もちろん、わんこもですが。
☆ YellowDog さん
ありがとうございます~!だいすけくん手術なのですね。
うまく行きますように!
by Mari (2015-11-14 08:09)