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月ちゃん家の春(と私のつぶやき)

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

すっかり春... というより、すでに梅雨を思わせる気候の月ちゃん地方です(ほかのところも、蒸し暑いでしょうか?)。

しかし今日の写真は、春のはじめ、さわやかだったころのもの。


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この時期からしっかり虫よけづくりの準備をしていた月ちゃんと私。

毎年、わんこに注入される薬剤が増えるこの時期、できるだけ必要ないものは使わない、をずーっとモットーに、ノミダニ除けはアスタミアです。(分量を2倍程度増やします)


春は三ちゃんもそわそわ。

お外に出たいという甘えた声がよく聞こえるので、ハーネス付きでお庭タイム。


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猫ちゃんを自由にさせないのはやっぱり酷なことなのか、と悩むこともありますが、三ちゃんの場合は庭である程度過ごすと家に帰りたがるので、助かっています。


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庭にいる時は、お互いをよく確認しあってる二頭。

家の中では三ちゃんにほぼ無関心な月ちゃんが、必ず三ちゃんをチェックしに来ます。

そして、さわやかな時期の一番の楽しみは、これ ↓


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庭での食事。

この日は Mike さんが「ファラフェル」という中近東のメニューを作ってくれました。


そして、すっかりお気に入りとなった久住のレストランにも行ったなぁ...


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なんとなく、時々無性に「本当に美味しいもの」が食べたくなる今日この頃。

私の場合それは、材料からちゃんと作ったものでもとの食べ物の味がしっかりわかるもの。

そしてやっぱり雰囲気が良いところだと、100%楽しめるかなあ。


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ここはまあ、山に囲まれているという点からして、すでに贅沢です。


そして、ほんとう~に忙しかった3月でしたが、もちろんガールズのごはんは手抜きできないため。


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パフィーズの「手作り食キット」が大活躍。

本当は乾燥野菜でなくもちろん新鮮な野菜がベストですが、乾燥させると増す成分もあったりするのが自然の不思議さ。

とにかく、このキットにお肉・お魚を混ぜ、少し煮て、サプリをかければ完成 & ヘルシー、というのは、この時期助かりました。


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今は春バージョンの、フェンネルとキャベツのあま~い香り。

月ちゃんも「フェンネルどうかな」と思いましたが、大好きみたいです。

実は私もこれをミネストローネに入れたりと、借りております(笑)。


月ちゃんのごはんを紹介することが多いですが(バラエティがあるので)、三ちゃんのごはんも紹介 ↓


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これは共通メニューでよく作りますが、キノア(手作りキットでもOK!) を下に敷き、お魚を載せ、お水を半分くらいかぶるまで入れまして...

時にはサービスで(笑)パン粉 + パセリなどハーブ + ココナツオイルやオリーブオイルを魚の水がかぶってない部分にかけます。

で、オーブンインして20分くらい(私は余熱なしでやります)。

これは月ちゃんも三ちゃんも大好きなメニュー。

人間も、キノアでなく茹でたポテトなどに変えて一緒に焼くときもあります。

この下に、いわゆる「小難しく」ネガティブな話が入ってます、さわやかに終わられたい方はどうぞここでご退出ください(笑)。読みたいと思ってくださる方は、下の方までスクロールしてください ↓



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実は、前回書いていた国内最大のペットのイベント、インターペットに出展すべく、ほんとう~にみんながんばったというのに、私は初日から2日間、動けなくなりホテルで休んでいたという失態を。

これまで少々体調が悪かったり嫌なこと/・つらいことがあっても、仕事に穴をあけたことはなかったのです。

一つはやっぱり無理をしすぎたことはあるのですが...

もう一つは、インターペットの雰囲気に「あてられた」というのが正しいでしょうか。

なんというか、俗にいう「憑りつかれた」というのはこういう感じかなあと激しい頭痛の中で思いました。

つまり、犬や猫との暮らしを楽しくするお手伝いを、というスピリットよりも、「ザ・お金儲け!」という雰囲気が圧倒的のように、私には感じられたのでした。

まあこのあたりは、ビジネスである以上、そして購入するのが本犬・本猫でなく人間である以上、ある程度は仕方のないこと、と割り切っていたつもりでした。

何か実際だれかが言ってたことを聞いたとか、そういうのではないので、私の勝手な解釈なのかもしれません。

「そんなことでどうする!しっかりしなさい」というお叱りもあるかもしれません。

でも私(と Mike さん)は、ワンニャンも、その子たちと一緒に暮らしている方も、そしてビジネスとしてのパフィーズも、みんな Win-Win である姿を目指していく、そういうスタイルです。

そしてそういう姿勢に対してそれこそ「理想はいいけどね、小難しいこと考えてると売れないよ、売ってこそなんぼのものでしょ?」と言われることも、実はないわけではありません(というかしょっちゅうあるかも(笑))。


実はこれ、環境の方の仕事でもずっと感じていた違和感。

「理想と現実は違う」「市場経済の中で動いていけないなら意味がない」「だから正論ばかりの環境保護論者はもういらない」というようなことを、言われる、あるいは言われなくてもそう思われているな、と感じることがこのところぐーっと増えてきました。

以前はそれにぶち当たっても、逆に反抗心が芽生えるくらいのガッツと気力があったと思うのですが(こうしてずっとそういう仕事をしているということは)...

今は、その声が大きく、そして情報過多が最大の理由かもしれませんが、いろんなことの背景や影響を本当に理解しない・しようとしない人達が増えてきたような気がするのです。

つまり、以前の私は「情報を知れば自分で判断して動いてくれる人が増えるだろう」と思うことができていたのが、今は、(おそらく自分も含め)多くの人は面倒な話は聞きたくないと思っているのだなあと、ちょっと思ってしまっているということかもしれません。

いわゆるトランプ・Brexit 現象なのでしょうが、Mike さんとか私みたいな、いわゆる「こむずかしいことを色々考えたり言ったりしてる」と思われるタイプの人への風当たり(という言葉はちょっとピンとこないのですが)は、強くなったと思います。

つまり、トランプで言えばプロの政治家やアナリストはもういらない、Brexit で言えばリベラルな理想を追い求めるEUにはもうついて行かない、そういうことなのだなあと、ヘンな話ですがインターペットでそれがよくわかりました。

まあ、ペット業界はおそらくもともと、理想を求めてうんぬん、という雰囲気はなかったのでしょうし、そこに、「なんか変わり種が入ってきた」という風に見られることは、ある意味、私たちにとって一つ別のステージに来た、ということなのかもしれません。

なんというか、特に Mike さんに対して、説教する人の多いこと(笑)。

「真面目だよねー」というようなことをよく言われていますが、それを説教されるとは。

夏目漱石ではないですが、「真面目は大切」です(笑)。



そして、もう一点、今更ですが気づいたことがありまして。

よく、「犬にお洋服を着せる輩(やから)」というような表現がされ、明らかにそういう人たちを歓迎しない(あるいは軽蔑する)コメントを聞きます。

「寒がるから私も月ちゃんにお洋服着せてるけどなあ」と思ったりしていたのですが、そんなレベルの話でない、ということが、よーくわかりました。

ここには非常に深い二重三重の意味があると思うのですが、つまり、犬(や猫)を完全に「おもちゃ」とか「自分が〇〇するため(あるいは〇〇に見えるため)のツール」をしている、そういう印象が、上記の表現となっているのだろうなと。

犬(や猫)と暮らしている人というのは、彼らの健康とか精神の状態が健やかであること、これを最優先するのが当然だろう、とのんびり思っていたところがあったのだなあと、反省しました。

みんながみんな、そうではなかったのですね。

えーと、そういう人はたぶん、考えが変わらない限りはパフィーズのお客様になることはないでしょうから(笑)遠慮せずはっきり書いてしまいますと。

別にパフィーズのものを選んでいただかずともいいのですが、明らかに状態が悪いのに「うちは若いから/予算がないから」という反応である場合、その子の運命は暗たんとしています。

それがなんであれ、限られた予算を、自分にこれだけの楽しみを与えてくれるワン・ニャンの身体と精神の健康にとって必要なものに使わないというのは、まさに「自分の都合」しかないのです。

たとえば、「かわいい」と(自分が思っている)洋服を何十枚と買っていたり(犬のファスト・ファッション、どうにかしないとですね)、「オフ会」でランチする余裕はあるけど健康状態を改善するための予算はないとか。

いわゆる「チワワにお洋服着せる人たち」という表現は、犬の幸せ自体ではなく自己満足の投影を優先することを揶揄して批判するものであって、犬とか犬を連れて歩くこと自体を批判しているわけでは本来ないのだろうと思います。

でもそれが、犬や、犬と暮らす一定のグループの人のイメージを損ねていることは、あるだろうと思っています。

バイアスというのは、どうしてもかかってしまうものなので、そうでない、本当に二人六脚で(笑)「一緒に楽しもうね」という人だって、そういう風に見られているのだ、ということは、とても残念なことです。

まあそれは、我慢できるとして。

これだけ無償の愛情を持ってくれ、自分では何も選べない・動けない生きもの達が、彼らのニーズを汲むことができない人間と暮らさなくてはならないこと。

そもそもまだ、インターペットに一緒にお出かけできるお家の子たちは、幸せなうちにもちろん入るでしょう。

ブリーダー崩壊などでよく聞く、「一度もお散歩に出たことがない」子だって、ものすごくいっぱいいるのです。

そう思うと、以前、研究者の先輩が言っていた、「犬(猫)と暮らすことは彼らにとって本当に幸せでしょうか?」という質問が、私の頭をぐるぐるとまわってしまいます。

今の私に言えるたった一つのことは、せめて、意図的にそんな命を増やす行為は、もうやめましょう、そして保護犬(猫)が一頭もいなくなって人間が犬と暮らせないという時が視野に入ったら、そこからルールを考えたい、ということかなあ...

長くなりすみません。読んでくださった方には、お礼を申し上げます。




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