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女性の日 International Women's Day! [Everyday life]

さて、手づくりごはんが続いたので気分を変えて。

毎年いつも、気になる日があります。

今はいろいろな日(例えば222で猫の日、とか)あるわけですが、国際女性デー。

うんちくはまあ他に任せるとして(1904年、NYで女性の参政権を求めたデモがきっかけ)、自分にあてはめてみると、いつも感慨深い日です。

いろいろフラストレーションは感じることはあっても、日本という現在は先進国で女性の権利も表向きは守られる(とする)法律が(一応)存在するところに生まれた幸運。


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まあ、できたらドイツとかイギリスとか、もっと女性が強い国だとよかったかなとは思いますが... 紛争や略奪で女性の権利が根本的に踏みにじられている国がこれだけある中、日本に生まれたことはものすごい幸運だと思って、少なくともこの日だけは感謝の念が沸きます。

そして、まあいろいろあっても(笑)好き勝手することを結局は許してくれた両親のおかげで、若い頃から海外で暮らし、いろいろな勉強をさせてもらいました。

例えば母の時代には、まだまだ女性がこんなに仕事をバリバリすることは難しかったでしょうし、同級生だって多くは結婚を機にいったん仕事をあきらめています。

もちろん彼女たちは子どもを持ち育てるという私とは別の喜びを見出して輝いていますが、子どもが巣立つことを考えて再就職の(あるいはその後何をしたらいいのかという)不安もあるのだな、というのもわかります。

人間みな悩みはあるのだな、と思うので、どんな道であれ喜びも苦しみもありますが、環境によってそれが強制される国の女性たちには選択肢すらもありません。

ややこしい言い方で恐縮ですが、肉体的には男性と比べて弱者とされるカテゴリーに入っている者として、権利が一応は保証(されているとされる)国に暮らせることは、やっぱりラッキーです。

だから私は、何もできないかもしれないけど、与えられた環境に感謝してやっぱり精一杯がんばろう、とこの日は決意を新たにする日です。



そして、私にとっては、もう一つの故郷であるイギリス。

私が本当に女性として強くなった(なったか?!)のは、ほぼ10年という長い間、イギリスの人たちと過ごした時間のおかげであるとは思います。


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イギリスへ行くと私が一番したいことは、この、rolling hills や湖を眺めつつのウォーキング。戻ってからは仕事で行くのでなかなかかないませんが、2年前は母を連れて行ってやっとイギリスの自然に再会。


イギリスへ行った当初は、女友達からよく「そんなに控えめじゃだめ!」「そんなに(理由もなく)男性に遠慮してはだめ!」と怒られていましたw

彼女たちと、そして(日本人の男性と比べるとずっと)女性を尊重している男性たちに、この距離感というか姿勢を教わった気がします。

(もちろん、私の周囲の人というのは大学関係とか環境保護団体とか、比較的先進的でリベラルな人がほとんどだったため、イギリスでも女性蔑視や暴力の問題というのは根強くあることはあり、一概には言えませんが、あくまで比較した場合のことです。)

最近はでも、日本でも都心部(特に東京)や若い人に、女性を尊重する(ように振る舞える)男性は増えてきましたね。

いつもエレベーターに乗り降りする時驚くのですが、東京だと企業のエレベーターなどではかなりの確率で男性が「お先にどうぞ」。(福岡は... 違いますねw ひじで突いて我先に降りようとする男性多し。でもイギリスも若い人はそうでもないし、それに、アメリカはまたそういうことをすると「女性に怒られる」と思ってしない人も多いです。つまり「私を弱いと思うなんて失礼!」という逆の考え方ですね。これはこれで正しいような気もするし。いやー、アニマルウェルフェアと同じくらい複雑な問題w)

しなきゃいけない風潮、というものがある、と私の周りの方はおっしゃいます。

ただ本来は、私が上に書いていたように、肉体的にはより弱い存在であり、長い長い歴史の中ではずっと虐げられてきた存在である、というところから始まっているのです。

より弱い存在にはより配慮が必要、ということなのですが、今はそれを「逆手に取っている」と思われるような言動をする女性も出現していたり。

女性である私からすると頼もしい限りですがw

とにかく、Happy International Women's Day。


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藤並 香衣

男性だから女性だからというのではなく
社会全体が弱者にやさしくというふうになればと思うけれど
自分さえ良ければという人が多いですね
女性という権利を振りかざさずに守られている部分に感謝して
しなやかに生きられたら良いなと思います
by 藤並 香衣 (2018-03-10 00:22) 

Mari

藤並さん

ほんとですよね。
例えばお年寄りに親切なところは他の「弱者」にも親切であることがほとんどですよね。
配慮しない人に対して不思議に思うのは、お年寄りで言えば「自分もいつかお年寄りになるのになあ」ということです(笑)。

by Mari (2018-03-10 08:08) 

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