ブログ & 保護犬・保護猫 [ANIMAL WELFARE]
さて、今年のこのブログは、これまで脈絡なく書いて来たいろんな記事を、少し整理することにしました。
というわけで、カリフォルニア時代の月ちゃん ↓
これが裏庭だったのですから、こうして改めてみると、みんなあのころは本当にのびのびと暮らしていました。
やっぱり月ちゃんは、本当はこのようなところで暮らす方がしあわせなのだろうと、今でも思います。
そういう想いから、都心部から郊外へ移ったわけですが、自然環境やお散歩コースの充実はたしか。
月ちゃんが喜ぶ顔を見るのはしあわせなことです。
さて、ブログ。
今読み返すと恥ずかしいものが多くw 本当は全部消してしまいたいくらい。
自分ではずっと同じような自分でいるつもりが、やはり年齢とともに変わっているのだなあと、読み返して初めて気づきました。
特にアニマルウェルフェア系の記事は、トーンがものすごく熱いw
インスタやFBの登場で、多くの人は長い文章を読まなくなり、ブログというものを読む人とそうでない人との二分化は進んだように思います。
それもあって、私も、大切だけれど調べたり書くのがしんどいウェルフェア系の文章を書くのはペースが落ちてきているのを自分で感じています。
また、世の中があのころからはずいぶん前進していて、とりあえずは「保護犬・猫を迎えることが(倫理的には)ベスト」という認識は広がってきています。
だからもう私があえて熱弁をふるわなくても、一般の人がそういう情報に触れる機会はたくさんあります。
あとは、コンサルティングの仕事でも調査や書き物をするため、やはりエネルギーがそこに行ってしまうのもありますが...
自分のよく知らない人が自分のことをよく知っている(と思っているかな?という)状態が、実生活でしんどくなる時があることも大きいかもしれません。
もちろん、ブログがきっかけで素敵な方々との出逢いもあったりするわけなので、それは贅沢な葛藤であるのですが。(杏子ママさん&ともママさんみたいに。そして今度もまた、私も以前からいいなと思っていたブログをされている方が、セミナーに来てくださるそう!)
これまでは、「こういう大切なことを一人でも多くの人に伝えなければ」というおせっかいが基本で書いて来たこのブログw
今年は、おせっかいも続けつつ、「自分のために」という視点でも過去記事を整理してみたいという気持ちになりました。
人生、そう長くないし、ですね。
自分の好きなままに少し整理をしてみるつもりです。
もしかしてこれからが本当の記事になるのかも?w
カリフォルニア時代と言えば、月ちゃんはまだ1歳に満たないころもあるのに、すでにかなーりのゆるキャラ ↓
にんじんを少々かじったあと、ごろんw
月ちゃんは仔犬のころから骨もプイ、木の枝もポトっと落とす顎の弱い子であったため、思えばこの頃、もっとカタイものを噛むよう仕向けておくべきでした。
みなさまは、積極的に顎を鍛えてあげてくださいね。
振り返りの記事を、少し編集してみました。
-------------------------
(先代犬のパフィーが亡くなったころのこと)
あの時出遭ったノラちゃん達。
毛もばさばさで、眼が鋭くて、幸せな境遇に産まれてきた子にはない別の輝きがありました。
人間不信も少しあったようなのですが、私の近くにいてくれたあの子たち。
そんなあの子たちと同じ境遇にいるわんこに温かい場所が見つかるように何かしたい、という気持ちがさらに強くなりました。
必要としている子に、必要なものを与えたい。
そんな気持ちがだんだん強くなってきて出会ったのが、月ちゃん。
正直月ちゃんとの生活は、扱いやすく陽気で従順なゴールデンという犬種であったパフィーとは全然違って、チャレンジの繰り返し。
だけど、楽しい、かわいい、というだけではない何かを教えてくれる、貴重な存在です。
保護わんこと暮らしている方々を見ていると、そういう「学び」や「忍耐」を教えてくれる存在として個性を尊重していて、逆に自分が癒してあげようとしているんだな~、とわかる方に出会うことも。
私の場合、そんな人たちやわんこを応援することが、パフィーへの恩返しであり、それが彼女がこの世に生きた証でもあるかな~、と、そんな風に思ったりすることもあります。
それが、今も続く私の癒しのプロセスであり、「与えることは受け取ること」という宇宙の法則でもあるのかなと思います。
Giving is receiving、これ、以前から知ってた言葉ではあるものの、最近になってようやく、それが本当に実感できるようになってきました。
そんなワタシをビシビシしごいてくれる月ちゃんです。
(略)
普段から生体販売しているところでは買い物しないことにしていますが、ブログとはいえペットショップでわんこと出遭う方々も多い今の日本で、こうして宣言する(ブログに、生体販売しているお店では何も買いませんというバナーをつけました)のはどうなのかな... とひるんでいた私。
Mike さんにも相談しましたが、わんこの福祉に関する点について、立ち位置ははっきりさせても全然構わない、とのこと。
そう言われれば、私たちのサプリメントを使ってくれる方々というのは、事情に関わらずこういう立ち位置を理解してくださる(だろう、という)方がほとんどのような気がします。
もともと「生体販売をしている場所にはサプリメントを置いてもらわない」、ということは、最初から決めていること。
どこもかしこも生体販売しているお店が多い中、ある意味これを日本でやろうとすると、ビジネスとしては飛躍的に前進することを阻む方針であるのでしょうが...
でも、いつかぜったいこの方向に変わっていくことを信じて、その後押しをするパフィーズ・ナチュラルライフでありたいと思います。
ま、がんばれる今のうちは。
-----------------------------
と、ここまでが過去記事です。
最後の「いつかぜったいこの方向に変わっていく」、というの、当たりましたね。w
生体販売を辞めるお店が出て来ています。
まだまだ、ネコノミクス的な逆風もありますが、それでもこの記事を書いた2011年頃からすると、ずいぶん変わりました。
保護犬・保護猫を迎えるというのは、こちらにも同じくらいメリットがあることです。
それを感じる人が増えてきていると思います。
私の instagram ↓
パフィーズの instagram ↓
というわけで、カリフォルニア時代の月ちゃん ↓
これが裏庭だったのですから、こうして改めてみると、みんなあのころは本当にのびのびと暮らしていました。
やっぱり月ちゃんは、本当はこのようなところで暮らす方がしあわせなのだろうと、今でも思います。
そういう想いから、都心部から郊外へ移ったわけですが、自然環境やお散歩コースの充実はたしか。
月ちゃんが喜ぶ顔を見るのはしあわせなことです。
さて、ブログ。
今読み返すと恥ずかしいものが多くw 本当は全部消してしまいたいくらい。
自分ではずっと同じような自分でいるつもりが、やはり年齢とともに変わっているのだなあと、読み返して初めて気づきました。
特にアニマルウェルフェア系の記事は、トーンがものすごく熱いw
インスタやFBの登場で、多くの人は長い文章を読まなくなり、ブログというものを読む人とそうでない人との二分化は進んだように思います。
それもあって、私も、大切だけれど調べたり書くのがしんどいウェルフェア系の文章を書くのはペースが落ちてきているのを自分で感じています。
また、世の中があのころからはずいぶん前進していて、とりあえずは「保護犬・猫を迎えることが(倫理的には)ベスト」という認識は広がってきています。
だからもう私があえて熱弁をふるわなくても、一般の人がそういう情報に触れる機会はたくさんあります。
あとは、コンサルティングの仕事でも調査や書き物をするため、やはりエネルギーがそこに行ってしまうのもありますが...
自分のよく知らない人が自分のことをよく知っている(と思っているかな?という)状態が、実生活でしんどくなる時があることも大きいかもしれません。
もちろん、ブログがきっかけで素敵な方々との出逢いもあったりするわけなので、それは贅沢な葛藤であるのですが。(杏子ママさん&ともママさんみたいに。そして今度もまた、私も以前からいいなと思っていたブログをされている方が、セミナーに来てくださるそう!)
これまでは、「こういう大切なことを一人でも多くの人に伝えなければ」というおせっかいが基本で書いて来たこのブログw
今年は、おせっかいも続けつつ、「自分のために」という視点でも過去記事を整理してみたいという気持ちになりました。
人生、そう長くないし、ですね。
自分の好きなままに少し整理をしてみるつもりです。
もしかしてこれからが本当の記事になるのかも?w
カリフォルニア時代と言えば、月ちゃんはまだ1歳に満たないころもあるのに、すでにかなーりのゆるキャラ ↓
にんじんを少々かじったあと、ごろんw
月ちゃんは仔犬のころから骨もプイ、木の枝もポトっと落とす顎の弱い子であったため、思えばこの頃、もっとカタイものを噛むよう仕向けておくべきでした。
みなさまは、積極的に顎を鍛えてあげてくださいね。
振り返りの記事を、少し編集してみました。
-------------------------
(先代犬のパフィーが亡くなったころのこと)
あの時出遭ったノラちゃん達。
毛もばさばさで、眼が鋭くて、幸せな境遇に産まれてきた子にはない別の輝きがありました。
人間不信も少しあったようなのですが、私の近くにいてくれたあの子たち。
そんなあの子たちと同じ境遇にいるわんこに温かい場所が見つかるように何かしたい、という気持ちがさらに強くなりました。
必要としている子に、必要なものを与えたい。
そんな気持ちがだんだん強くなってきて出会ったのが、月ちゃん。
正直月ちゃんとの生活は、扱いやすく陽気で従順なゴールデンという犬種であったパフィーとは全然違って、チャレンジの繰り返し。
だけど、楽しい、かわいい、というだけではない何かを教えてくれる、貴重な存在です。
保護わんこと暮らしている方々を見ていると、そういう「学び」や「忍耐」を教えてくれる存在として個性を尊重していて、逆に自分が癒してあげようとしているんだな~、とわかる方に出会うことも。
私の場合、そんな人たちやわんこを応援することが、パフィーへの恩返しであり、それが彼女がこの世に生きた証でもあるかな~、と、そんな風に思ったりすることもあります。
それが、今も続く私の癒しのプロセスであり、「与えることは受け取ること」という宇宙の法則でもあるのかなと思います。
Giving is receiving、これ、以前から知ってた言葉ではあるものの、最近になってようやく、それが本当に実感できるようになってきました。
そんなワタシをビシビシしごいてくれる月ちゃんです。
(略)
普段から生体販売しているところでは買い物しないことにしていますが、ブログとはいえペットショップでわんこと出遭う方々も多い今の日本で、こうして宣言する(ブログに、生体販売しているお店では何も買いませんというバナーをつけました)のはどうなのかな... とひるんでいた私。
Mike さんにも相談しましたが、わんこの福祉に関する点について、立ち位置ははっきりさせても全然構わない、とのこと。
そう言われれば、私たちのサプリメントを使ってくれる方々というのは、事情に関わらずこういう立ち位置を理解してくださる(だろう、という)方がほとんどのような気がします。
もともと「生体販売をしている場所にはサプリメントを置いてもらわない」、ということは、最初から決めていること。
どこもかしこも生体販売しているお店が多い中、ある意味これを日本でやろうとすると、ビジネスとしては飛躍的に前進することを阻む方針であるのでしょうが...
でも、いつかぜったいこの方向に変わっていくことを信じて、その後押しをするパフィーズ・ナチュラルライフでありたいと思います。
ま、がんばれる今のうちは。
-----------------------------
と、ここまでが過去記事です。
最後の「いつかぜったいこの方向に変わっていく」、というの、当たりましたね。w
生体販売を辞めるお店が出て来ています。
まだまだ、ネコノミクス的な逆風もありますが、それでもこの記事を書いた2011年頃からすると、ずいぶん変わりました。
保護犬・保護猫を迎えるというのは、こちらにも同じくらいメリットがあることです。
それを感じる人が増えてきていると思います。
私の instagram ↓
パフィーズの instagram ↓
私も生体販売のお店では物を買わない様にしていますが、知らずに入ったお店でも奥のスペースに不衛生な檻に入れられた子達を目にする事も度々あります。
生体販売をやめるお店も少しずつ増えていますが、平行して繁殖場の規模も増えている様で胸が痛みます。
よく保護犬の事を伝えると「汚そう、病気を持っていそう、譲渡のやり取りが面倒、血統がよくないと長生きしないのでは」などガッカリな答えが返ってきます。
私が感じる事として、お金で命を買う事を疑問に思わない人は動物以外の事柄でも深く考え感じる心を持っていない人が多い気がします。
なので初めは熱く語っていましたが、最近は無駄だと諦めました。
人の価値観を変えるとはとても難しいですね。
皆が同じ方向を向けられれば戦争もイジメも日々のストレスもなくなるはずですが、とてもとても難しいと感じています。
少しずつでも同じ方向を向き進む人が増える事を願っています。
その先に動物実験を行う製品もなくなればと…。
本当に一筋縄ではいきませんが、せめて自分が関わる人は同じ方向を向いている方を選びたいものです。
by エバーフラッシュ (2018-01-09 20:41)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
by 青の風画 (2018-01-10 23:34)
エバーフラッシュさん
繁殖は、個人や小さな会社のレベルから、組織的に大きな会社でやるスタイルが増えてきていますね。
畜産と同じく、「工場」や「競り」のようなことが行われています。
私も、動物福祉と差別を始めとする人権問題、その他の社会問題などは同じ考えの延長線上にあると考えています。
つまり、「小さな命」を尊重しない考えの人は、人種差別や男女差別も意識せずとも行っている可能性があるということです。
ヨーロッパではこれをEUの基本方針としているくらいなのですが、残念ながら日本では「女こども」「たかが犬猫」「違っていることは悪いこと」という文化がまだまだ根強いですね。若い人は違いますが。
人が変わるタイミングというのは、その人それぞれのチャレンジや今までの軌跡があるので、今は脈なしに見える人も、いつかその人に合ったタイミングで変わることは、あると経験上からも思います。
あきらめず、冷静に、相手に合う程度の熱意でw これからも伝えていってみましょう。。。。できましたら。
お互いに、排除やきめつけをすることなく、交わるポイントを見つけられたら、そこから大きな変化になるかもしれません。
と、そのような気持ちでいますが、私もいつも壁にぶつかり、めげる日々ですw
by Mari (2018-01-11 19:41)
Mariさん、こんばんは。
もしかして初めてのちゃんとしたコメントかもしれません。
生体販売については、私も前から違和感しかなかったので、
去年14歳で亡くなったラブラドールのはなちゃんも、県の動物愛護協会から譲り受けましたし、その前のラブラドールは知り合いのところからやってきました。
フランスやヨーロッパあたりでも、犬猫は「もらうもの」「譲り受けるもの」「拾うもの」だそうで、日本の商業ベースの生体販売にはびっくりするそうです。
ただ、確かに、犬猫に出会う場所がペットショップしか知らなかったという方は多いですし、殺処分されていく命があることを考えずに高いお金を払って購入してしまった人がとても多いんだと思うのです。
でも、確かに、現在の世の中の認識は変わってきていますよね。
このいい流れを止めないですすんで行かなくてはならない、というのが私のささやかな願いでもあります。
by nicolas (2018-01-13 18:42)
nicolas さん
お返事が遅くなりました。申し訳ありません。
はなちゃんもその前の子も、里親さんになられていたんですね。
そう、ヨーロッパでは(特に西側)ペットショップなるものはほとんど見ませんね、特にイギリス、ドイツ、フランスはそうですね。
繁殖する側、売る側の責任が厳しく問われるのと、いわゆる「消費者意識」が高いためですが、日本だと繁殖や販売の裏事情がなかなか表に出てきません。
いつも動物の話をするとそうなのですが、みなさん、「なんとなく暗い事情はありそうだ」「でも知りたくないかも」という気持ちがどこかにあるようです。
それは他の生命に何かいけないことをしているかもしれないという罪悪感であり、「共感」する能力のある種としての人間として実は自然なことなのですが。
本当は、目を開いて耳を傾けたうえで、自分にできることが限られていたとしてもそれをすると、自分も充足感を得られる、と私は思うのです。
つまり、犬のためというよりも、自分のために、一頭でも不幸な子が減ることに参加している、その気持ちが自分の人生をとても充実させてくれる、と最近私はすごく思っています。
長くなりすみません。すてきなコメントをありがとうございました。
一緒にがんばりましょう!
by Mari (2018-02-01 19:14)