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自然のサイクルで [Everyday life]

この度の大雨、いろんな方からご心配いただきましたが月ちゃんのところは大丈夫でした。ありがとうございます。

だけど私の大好きな朝倉をはじめ、近隣の被害がすごく... 心配です。

あの辺りは特に、山から木が流れてきたことで被害が増大した可能性があるようで、森林管理を真剣に考える必要性も、改めて感じました。



さて、そんな時にのんきな話題となってしまい恐縮ですが...

新たなお家プロジェクトのため、最近、よくガーデニングの本を読んでいるワタシ。

といっても、母がしているようなものすごくばっちり管理が必要なイングリッシュ・ガーデンではなく、私の知っているイングリッシュ・ガーデン。

とは何ぞや!?


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もうすぐ種を収穫できそうなコリアンダー ↑


私の馴染みのあるイングリッシュ・ガーデンは、虫や鳥、(イギリスは)ハリネズミ、アナグマやキツネまで、野生生物のための場所としても機能するガーデン。

イギリスに10年近くいると、いろーんな地方のいろーんなお庭を見る機会がそれなりにありましたし、私の周囲はいわゆる「自然派」ばかりだったこともあるのでしょうが...

みな、「自然のサイクルをお手伝いしつつ」自分の好きな方向へ持って行く、というやり方をしていました。

私の博士課程時代の担当教授は、広大な果樹園に住んでいましたが(真ん中に広ーい池があり白鳥が来たり)、それを夫婦二人で手入れしていたのでびっくり。

Mrs. の方はそこで摂れる手作りのリンゴパイなどでよくもてなしてくれましたが、うまーく自然のサイクルを利用しないと、農業をしているわけでもないのにとても無理です。



なので、ある日の衝撃。

ワタシ「ね、プランターにバジルを植えるんだけど、ヤスデがいっぱい土にいるの。バジルを食べられるかな?」

母 「あーそれはもう、土から全部変えないとだめ。」
「土を捨てて新しい土を〇〇(ガーデニングのお店)で買わないと。」

ワタシ「.... (心の声:えー、それってちょっと、人工的すぎない?*)ヤスデって、何か害を及ぼす虫だっけ?」

母「知らないけど、私はそういう場合は全部土を新しくしてる。」

ワタシ「.... そう、ありがとう。」

と、電話の会話はそれで終わりました。

*もしこんなことを言おうものなら母から即座に「じゃあ聞かなきゃいいでしょ」と言われてしまいますw

で、いろいろ調べてみると、インターネットでは多くのサイトでそういう場合にはヤスデを(殺虫剤で)除去するか土を変えるように、と書いてあります。

と、こ、ろ、が。

私はプランターを休ませる時、「雑草が土の化学物質を除去してくれる」の理論に従い雑草を生やしています。

そこにどんな草が生えるか見るのも好きだし、ほとんどの「雑草」はよく見ると造形がかわいかったり。

この雑草プランターにヤスデが入っていたのですが、思い切ってこのヤスデちゃんたちをそのままにすることにしました。

で、いざバジルを植えようと思ったら、土がやたらとふかふかなのです。


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いわゆる「いい土」風。

仕事関係で樹木医さんには知り合いが多いワタシ。

中の一人に教えてもらった本には「足が多い見かけのため嫌われるが、分解生物。大切にしましょう。」とあるではありませんか。


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つまり、「葉を食べられる」ことはないので害はない、どころか腐葉土を作ったりしなくてもやってくれてたんですね。

だけど、「そうか、こうして人は殺虫剤とか化学肥料を使うんだな」というプロセスの縮図を身を持って経験した次第です。

母のように使わないと決めている場合には土を入れ替えるというすごい作業をしているのかあ~。

たしかに、ヤスデの見かけは「気持ちよく」はないですねw

でも、よーく知ってみると、「そうか、私の土をふかふかにしてくれてるのね」と、なんとなくかわいい気持ちになったのですが、どうも、数は減っているみたい。

どこに行っちゃったのかな?


先日からモデル業が目白押しだった月ちゃん。

プロの方の撮影が終わり、ついでに蓮の花の前でパチリ ↓


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やっぱり、モデル業はお好きでないようですw

でも蓮の蕾がきれいだったな~。


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被害の拡大防止と復旧へ願いをこめて。



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たまには元祖、パフィーで♡ ペットのオーガニックサプリ ↓

川端商店の前 (Copy).jpg


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コメント 8

なつママ

ヤスデ、見つけちゃうとあー…て。
私はそのまま見ないフリ(笑)しばらくはその鉢はスルーでした。
そっかあ、いい虫だったのですね。
これからは暖かく見守ります。

by なつママ (2017-07-08 17:51) 

skekhtehuacso

ヤスデが大発生して、列車の車輪が空転してしまって立往生。
なんてニュースを、信州やらどこやらでときどき見聞きしますね。
by skekhtehuacso (2017-07-09 21:08) 

イヴママ

ヤスデさんも分解生物だったんですね。
うちのお庭はワラジさんがワラワラといますが
彼らも分解生物だったような・・・?
外にいる生き物をむやみに殺虫しちゃだめなんですね^^;
by イヴママ (2017-07-10 08:36) 

saia

私も日本の家の庭では、できるだけ無農薬有機を心掛けて植物を育てています♪♪
ミミズはもちろんヤスデも、見てもそのままにしていま~す(*'▽')

by saia (2017-07-11 20:53) 

Mari

みなさまコメントありがとうございます♡
土自体を「生きもの」と見ることが鍵なようです。
微生物をはじめ、たくさんの生き物が、生きていて土の環境を作っている/保っている、ということですね~。
ヤスデの大発生で脱輪というの、本にも載っていました。
どんな理由があるのか、森林総研のリンクでもまだはっきりとわからないということが書いてありました:http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/mori/mori-52.html

by Mari (2017-07-12 09:44) 

hatumi30331

なるほど・・・・・
ミミズは知ってまいしたが・・・ヤツデもなんですね。
私も今年は朝顔を上手く育てられるように頑張ろうと思ってます。^^
by hatumi30331 (2017-07-15 08:25) 

旅爺さん

木や草を沢山積んで腐らせておくとヤスデが異常発生します。
でも土をふかふかにするのは知りませんでした。
by 旅爺さん (2017-07-15 08:57) 

oem

コストと品質を重視し、小ロット輸入でも個人でも新商品の開発と商品の仕入れができます。対応できる分野も様々なので、何かありましたらお気軽にご連絡ください。

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by oem (2017-07-19 10:47) 

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