大事なこと 見えないものを見ること [Natural care]
さて、犬や猫の、若くてはつらつとした時期の、なんと短いことか。
元気がよくて、いたずらして、走り回って、盗み食いをして。
そんな姿をずっと見てきた側としては、なんだか自分の犬/猫は無敵なのではないかと思ってしまいます。
肝臓の腫瘍に打ち勝ったパフィーですが、すでにその時13歳。
今考えると、皮膚の問題など「目に見えていた」症状も、肝臓など「目に見えない」原因があったのだとわかります。
そしてパフィーの場合、最後は、不整脈など、心臓に問題が出てきました。
アレルギーや皮膚病、足腰といったことはついつい目に見えるので気にしがちですが、本当は、「目に見えない」問題が、一番怖いし、命に関わる問題だということは、その時になって初めて気づいた私です。
この心臓の問題がわかった時、私は思い切ってパフィーと一緒の意最後の家族旅行(弟は欠席でしたが)にみなを連れていきました。
ただ静かに過ごした旅行ではありましたが、やっぱりパフィーにはちょっと無理をさせてしまっただろうと思いますが...
この旅行で、「最後まで一緒にがんばろう」という気風が生まれたのは確かです。
私はこの頃、アメリカやヨーロッパを行ったり来たり。
いつもそばにいてあげられないこともあって、両親の協力が絶対に必要でした。
アラスカ上空から ↑
原生林の視察。先日書いた、テイラーギター社の創始者ボブが写ってます ↑
このプロジェクトの他にも受け持っているものがあったので、パフィーのそばにいつつもかなりの確率でパソコンベースで仕事をしていました。
今はやりの、「オフィスレス、ボスは海外、ミーティングはビデオ会議」の先取りです(笑)。
この頃の仕事が今の私の土台を作ってくれ、この頃であった人々は、今でも私の一番大切な人脈を形成しています。
なので大事な仕事でしたが、パフィーの病院代、サプリメント代、整体や針など試したことに必要なお金を、あきれる両親をよそめに思い切り出すことができたのは、やっぱり仕事のおかげです。
ただ、以前の記事に書いた通り、人生、本当に大切なことはそうたくさんありません。
環境保護は、少し休んでもまた貢献できる。
私はやっぱり、パフィーがいよいよ私がそばにいることを必要とする時には、パフィーのことを優先させる、と決めていました。
私は10代の頃は体が弱く、入院も何度か経験したことがあります。
その経験からも、連日病院に行ったり、点滴したり、注射したり、はたまた入院したり、ということは、老齢の動物にはものすごいストレスだと思います。
飼い主としても、貴重な最後の時間をそんな風に過ごしたくない。
だから私は、できるだけ自宅でケアすることを、実家の両親も巻き込んで決めていました。
そのために、お金が解決してくれる部分はお金で。そうでない部分は、周りの手助けと自分の時間で。人間の介護とちょっと似ているかもしれませんね。
パフィーもそれを感じたのかな?と思うのは、写真を見返していて気づいたのですが...
心臓発作でとうとう寝たきりになってすぐの写真ですが、それ以前のものより「気」が入っているようです。
「気」というとわかりづらいかもしれませんが、毛づやもよいし、目にも力があります。
そして、余命宣告からずっと続けていたこと(普通の食べものをあげる、ハーブのサプリメント、自然の豊かなところで過ごす、自分の気持ちを安定させる、などなど)は、無駄じゃなかったな、と、今あらためて思います。
すべて、目には見えないようでいて、こうして今見ると見えることもあります。
見えない病気も、見ようとすればサインがあるかもしれません。
している努力も、目には今見えなくても、あとで見えるかもしれません。
ただ、やっぱり毎日がはらはらのし通しで、パフィーズのきっかけともなった、近くのカフェを経営していたご夫婦はじめ、この時はすでに犬や猫とお別れした人の体験談と共感なしには通り抜けられなかっただろうと思います。
友人て、ありがたいですね。
もちろん、Mike さんも、小さな頃から保護猫と暮らしてきていた人であり、この頃この人ほど辛抱強く私の気持ちを聞いてくれた人はいません(笑)。
つらいことは、誰にでもどうしてもありますが、その時に支えてくれる人とは、結びつきが強まることもまた、本当です。
そういう意味でも、パフィーは私に多くのものを残してくれたと思います。
これもまた、見えないようでいて、今ははっきりと見えます。
パフィーとは、上の写真から1か月半で、お別れすることになりました。
もうちょっと、がんばって書いてみるつもりです。
~おまけ:シニア犬がなりやすい病気~
初期~末期の各種ガン、不整脈を含む心臓病全般、消化不良や下痢など消化器系の病気、肺や気管支など呼吸器の病気・アディソン病・クッシング病などホルモン系の病気、甲状腺の病気・免疫系の病気、白内障など眼の病気、認知症、リウマチ・椎間板ヘルニア・股関節形成不全など
そして、今若くてもすでに皮膚やアレルギーの問題がある場合には、パフィーの肝臓の腫瘍の例のように、何か潜在的な問題を抱えている可能性が大きいです。
それもあって、パフィーズでは、皮膚病・関節系のバウンシーと、「見えない病気」に立ち向かうためのアスタミアの併用をおすすめしています。
自宅でゆっくりと。
最後までそれができたら、動物にとっても、飼い主にとっても、一番だと思います。
それには、よ~く自分のペットを観察する必要があります。
犬・猫のオーガニックサプリメント ↓
元気がよくて、いたずらして、走り回って、盗み食いをして。
そんな姿をずっと見てきた側としては、なんだか自分の犬/猫は無敵なのではないかと思ってしまいます。
肝臓の腫瘍に打ち勝ったパフィーですが、すでにその時13歳。
今考えると、皮膚の問題など「目に見えていた」症状も、肝臓など「目に見えない」原因があったのだとわかります。
そしてパフィーの場合、最後は、不整脈など、心臓に問題が出てきました。
アレルギーや皮膚病、足腰といったことはついつい目に見えるので気にしがちですが、本当は、「目に見えない」問題が、一番怖いし、命に関わる問題だということは、その時になって初めて気づいた私です。
この心臓の問題がわかった時、私は思い切ってパフィーと一緒の意最後の家族旅行(弟は欠席でしたが)にみなを連れていきました。
ただ静かに過ごした旅行ではありましたが、やっぱりパフィーにはちょっと無理をさせてしまっただろうと思いますが...
この旅行で、「最後まで一緒にがんばろう」という気風が生まれたのは確かです。
私はこの頃、アメリカやヨーロッパを行ったり来たり。
いつもそばにいてあげられないこともあって、両親の協力が絶対に必要でした。
アラスカ上空から ↑
原生林の視察。先日書いた、テイラーギター社の創始者ボブが写ってます ↑
このプロジェクトの他にも受け持っているものがあったので、パフィーのそばにいつつもかなりの確率でパソコンベースで仕事をしていました。
今はやりの、「オフィスレス、ボスは海外、ミーティングはビデオ会議」の先取りです(笑)。
この頃の仕事が今の私の土台を作ってくれ、この頃であった人々は、今でも私の一番大切な人脈を形成しています。
なので大事な仕事でしたが、パフィーの病院代、サプリメント代、整体や針など試したことに必要なお金を、あきれる両親をよそめに思い切り出すことができたのは、やっぱり仕事のおかげです。
ただ、以前の記事に書いた通り、人生、本当に大切なことはそうたくさんありません。
環境保護は、少し休んでもまた貢献できる。
私はやっぱり、パフィーがいよいよ私がそばにいることを必要とする時には、パフィーのことを優先させる、と決めていました。
私は10代の頃は体が弱く、入院も何度か経験したことがあります。
その経験からも、連日病院に行ったり、点滴したり、注射したり、はたまた入院したり、ということは、老齢の動物にはものすごいストレスだと思います。
飼い主としても、貴重な最後の時間をそんな風に過ごしたくない。
だから私は、できるだけ自宅でケアすることを、実家の両親も巻き込んで決めていました。
そのために、お金が解決してくれる部分はお金で。そうでない部分は、周りの手助けと自分の時間で。人間の介護とちょっと似ているかもしれませんね。
パフィーもそれを感じたのかな?と思うのは、写真を見返していて気づいたのですが...
心臓発作でとうとう寝たきりになってすぐの写真ですが、それ以前のものより「気」が入っているようです。
「気」というとわかりづらいかもしれませんが、毛づやもよいし、目にも力があります。
そして、余命宣告からずっと続けていたこと(普通の食べものをあげる、ハーブのサプリメント、自然の豊かなところで過ごす、自分の気持ちを安定させる、などなど)は、無駄じゃなかったな、と、今あらためて思います。
すべて、目には見えないようでいて、こうして今見ると見えることもあります。
見えない病気も、見ようとすればサインがあるかもしれません。
している努力も、目には今見えなくても、あとで見えるかもしれません。
ただ、やっぱり毎日がはらはらのし通しで、パフィーズのきっかけともなった、近くのカフェを経営していたご夫婦はじめ、この時はすでに犬や猫とお別れした人の体験談と共感なしには通り抜けられなかっただろうと思います。
友人て、ありがたいですね。
もちろん、Mike さんも、小さな頃から保護猫と暮らしてきていた人であり、この頃この人ほど辛抱強く私の気持ちを聞いてくれた人はいません(笑)。
つらいことは、誰にでもどうしてもありますが、その時に支えてくれる人とは、結びつきが強まることもまた、本当です。
そういう意味でも、パフィーは私に多くのものを残してくれたと思います。
これもまた、見えないようでいて、今ははっきりと見えます。
パフィーとは、上の写真から1か月半で、お別れすることになりました。
もうちょっと、がんばって書いてみるつもりです。
~おまけ:シニア犬がなりやすい病気~
初期~末期の各種ガン、不整脈を含む心臓病全般、消化不良や下痢など消化器系の病気、肺や気管支など呼吸器の病気・アディソン病・クッシング病などホルモン系の病気、甲状腺の病気・免疫系の病気、白内障など眼の病気、認知症、リウマチ・椎間板ヘルニア・股関節形成不全など
そして、今若くてもすでに皮膚やアレルギーの問題がある場合には、パフィーの肝臓の腫瘍の例のように、何か潜在的な問題を抱えている可能性が大きいです。
それもあって、パフィーズでは、皮膚病・関節系のバウンシーと、「見えない病気」に立ち向かうためのアスタミアの併用をおすすめしています。
自宅でゆっくりと。
最後までそれができたら、動物にとっても、飼い主にとっても、一番だと思います。
それには、よ~く自分のペットを観察する必要があります。
犬・猫のオーガニックサプリメント ↓
人間も、同じですよ。
by とし@黒猫 (2017-01-22 11:51)
自力で治れる力があるなら、外的な治療よりもPuffy'sのサプリの方が効果が高いと思うのです。
特に、なんとなく不調っぽいシニアわんこには。
by ヨンタロー♀ (2017-01-22 14:08)
うちの場合は何度かお別れがあったのですが、最後はやはり飼い主に死にざまは見せたくない本能があるみたいなので離してあげて後で探すことを再三体験しました。やはりその時が一番哀しいですね。
by yossy (2017-01-23 12:51)
いつもご訪問、有難うございます。
一昨年、先代のポピー(シーズー)が、血液が出来ない奇病に罹り、かなり長い闘病生活を送りました。
持ってあと10日ほど・・・・と言われた時、たまたまキューバ旅行に出掛ける予定、待っていてくれるかなぁ~
、心配ばかりの旅から帰ってくると、シッポを振って「おかえり~~~!」
ホッとしました。
が、次の日、急変して腕の中で息を引き取りました。
15才でしたから、致し方ないとはいえ、通じ合うものがあったから、待っていてくれたのだ、と言い聞かせて、思い出すと未だに目頭が熱くなります。
by okko (2017-01-23 16:19)
☆ とし@黒猫さん
病気と闘っていらっしゃるのですね。人間も、同じかもしれませんね。
☆ ヨンタローさん
あら!ありがとうございます(笑)。Buddy くんもシニア期突入ですが、ケアばっちりみたいですね。また感想を聞かせてくださいね。
☆ yossy さん
おお~... それは本当に切ないお話ですね。猫ちゃんでなくて、わんちゃんでしょうか?相手の気持ちを優先させることができた最後、すばらしいですね。今は放してあげるというのが難しい時代になりましたが。
でも、ひっそり逝きたいのは、そうかもしれませんね。そう思うと、静かにそっとしてあげることが、大切だなあ~と、しみじみ思います。
☆ okko さん
ポピーちゃん、待っていたんですね。15歳で、ずっとお家で、そして腕の中で(yossy さんとは今度は反対ですが、それぞれの性格ありますよね)、ポピーちゃん幸せ犬生でしたね。
切ないお話ですが、ほのぼのもします。シェアしてくださってありがとうございました。
by Mari (2017-01-24 09:19)